森 (交野市)
森 | |
---|---|
北緯34度46分30秒 東経135度41分35.5秒 / 北緯34.77500度 東経135.693194度 | |
国 | 日本 |
都道府県 | 大阪府 |
市町村 | 交野市 |
面積 | |
• 合計 | 1.078820 km2 |
人口 | |
• 合計 | 2,558人 |
• 密度 | 2,400人/km2 |
等時帯 | UTC+9 (日本標準時) |
郵便番号 | |
市外局番 | 072(寝屋川MA)[4] |
ナンバープレート | 大阪[5] |
森(もり)は、大阪府交野市の地名。大字。森南(もりみなみ、1–3丁目)、森北(もりきた、1–2丁目)についても本項で述べる。
地理
[編集]森・森南・森北は交野市の中央部東側に位置する[6]。森は山地部を東に伸びており、その西端に森南が接している[6]。森南の北側にはJR片町線(学研都市線)を挟んで森北が隣接する[6]。
周囲には、北に私部南・寺南野・寺・傍示、東に私部、南から西にかけて私市・天野が原町がある[6]。
河川
[編集]歴史
[編集]室町時代には、河内郡交野郡の郷名として森村郷という名が見られる[7]。
江戸時代には森村といった[7]。初め大阪西町奉行役知で、その後、幕府領となる[7]。寛永10年(1633年)に山城淀藩永井氏領、万治元年(1658年)に旗本永井氏領、後に京都所司代永井氏領となった[7]。貞享4年(1687年)に幕府領となった後、元禄7年(1694年)に相模小田原藩大久保氏領となった[7]。
村の鎮守に川東神社があり、寺院は浄土宗須弥寺と同寺末の大道庵があった[7]。
1881年(明治14年)、大阪府に属し、1889年(明治22年)、磐船村の大字森となった[7]。
地名の由来
[編集]森宮内少輔という人物に由来するという話が地元に伝わる[9]。それによると、延久年間(1069–1074年)、石清水八幡宮の荘園である三宅山の山司(荘司)として森宮内少輔という人物が派遣されてきた[9]。宮内少輔は後の森に住んだが、彼は有徳の人で、荒廃していた警固観音を再興した[9]。これにより名を上げた宮内少輔にちなみ、元々「無垢根」(むくね)と呼ばれていた村が「森の村」と呼ばれるようになったという[9]。
沿革
[編集]- 1889年(明治22年) - 交野郡磐船村の大字となる[10]。
- 1896年(明治29年) - 所属郡が北河内郡に変わる[11]。
- 1939年(昭和14年) - 交野町の大字となる[7]。
- 1971年(昭和46年) - 交野市の大字となる[7]。
- 1978年(昭和53年) - 一部が森南1-3丁目、森北1-2丁目となる(森北1丁目は私部だった場所を含む)[12]。
世帯数と人口
[編集]2024年(令和6年)3月31日現在の世帯数と人口は以下の通りである[2]。
丁目 | 世帯数 | 人口 |
---|---|---|
大字森 | 21世帯 | 52人 |
森南1丁目 | 320世帯 | 702人 |
森南2丁目 | 99世帯 | 244人 |
森南3丁目 | 302世帯 | 732人 |
森北1丁目 | 344世帯 | 647人 |
森北2丁目 | 95世帯 | 181人 |
計 | 1,181世帯 | 2,558人 |
学区
[編集]市立の小・中学校に通う場合、学区は以下の通りとなる[13]。
町・字 | 番・番地等 | 小学校 | 中学校 |
---|---|---|---|
大字森 | 全域 | 交野市立岩船小学校 | 交野市立第四中学校 |
森南 | 全域 | ||
森北 | 全域 |
施設
[編集]- 交野市立岩船小学校(森北1丁目)[14]
- 関西スーパー 河内磐船店(森北1丁目)[15]
- キリン堂 河内磐船店(森北1丁目)[16]
- JA北河内 磐船支店(森南2丁目)[17]
- 須弥寺(森南3丁目)[18]
交通
[編集]鉄道
[編集]バス
[編集]道路
[編集]- 大阪府道・京都府道736号交野久御山線 - 森北1丁目と私部南4丁目の間を通る[6]。
脚注
[編集]- ^ “大阪府交野市 (27230) | 国勢調査町丁・字等別境界データセット”. Geoshapeリポジトリ. ROIS-DS人文学オープンデータ共同利用センター. 2024年11月4日閲覧。
- ^ a b “住民記録 人口世帯集計表”. 交野市ホームページ. 交野市の人口・世帯数(令和5年度分). 交野市 (2024年4月3日). 2024年11月4日閲覧。
- ^ a b c “大阪府 交野市の郵便番号”. 日本郵便株式会社. 2024年11月4日閲覧。
- ^ “市外局番の一覧”. 総務省. 2024年11月4日閲覧。
- ^ “運輸支局等・自動車検査登録事務所と管轄地域”. 近畿の運輸支局・自動車検査登録事務所の管轄地域. 近畿運輸局 (2023年6月8日). 2024年11月4日閲覧。
- ^ a b c d e GoogleマップおよびMapionによる。2024年11月4日閲覧。
- ^ a b c d e f g h i j 「角川日本地名大辞典」編纂委員会 1983, p. 1207.
- ^ “小久保川 (8606040155) 淀川水系 地図 | 国土数値情報河川データセット”. Geoshapeリポジトリ. ROIS-DS人文学オープンデータ共同利用センター. 2024年11月4日閲覧。
- ^ a b c d 交野市史編纂委員会 編『交野市史 民俗編』交野市、1981年、396頁。全国書誌番号:82023560。
- ^ 「角川日本地名大辞典」編纂委員会 1983, pp. 169–170, 1207.
- ^ 「角川日本地名大辞典」編纂委員会 1983, pp. 169–170.
- ^ 「角川日本地名大辞典」編纂委員会 1983, pp. 365, 1207, 1209.
- ^ “交野市立小・中学校 校区表”. 交野市ホームページ. 交野市 (2022年4月1日). 2024年11月4日閲覧。
- ^ “岩船小学校”. 交野市ホームページ. 交野市 (2024年2月20日). 2024年11月4日閲覧。
- ^ “河内磐船店”. 関西スーパー. 株式会社関西スーパーマーケット. 2024年11月4日閲覧。
- ^ “キリン堂 河内磐船店”. キリン堂通販SHOP. 株式会社キリン堂. 2024年11月4日閲覧。
- ^ “磐船支店”. 北河内農業協同組合. 2024年11月4日閲覧。
- ^ “須弥寺”. かたのスイッチ. かたのツーリズム推進協議会. 2024年11月4日閲覧。
- ^ “河内磐船駅”. JRおでかけネット. 西日本旅客鉄道株式会社. 2024年11月4日閲覧。
- ^ “交野営業所(北部地区)管内路線図”. 京阪バス株式会社 (2024年10月6日). 2024年11月4日閲覧。