福田時雄
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(森山時雄から転送)
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選手情報 | ||||
ラテン文字 | Tokio FUKUDA [1][2] | |||
国籍 | 日本 | |||
競技 | ハードル競走 | |||
種目 | 400メートルハードル | |||
大学 | 関西大学 | |||
生年月日 | 1915年2月10日 | |||
没年月日 | 2001年1月6日(85歳没) | |||
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福田 時雄(ふくだ ときお) のち 森山 時雄(もりやま ときお[3]、1915年2月10日[2] - 2001年1月6日[4])[3]は、日本の陸上競技(障害走)選手[3]・指導者[5]、実業家[6][7]、美術収集家[6]。1936年ベルリンオリンピックに男子400メートルハードルで出場。
生涯
[編集]島根県出身[8]。県立大社中学校(現在の島根県立大社高等学校)卒業[9]。
関西大学に入学。1936年ベルリンオリンピックで日本代表選手となり、男子400メートルハードルに出場[3]。
1937年9月5日、日本陸上競技選手権大会400メートルハードルにおいて、当時の日本学生記録(54秒8)をマーク[10]。
1938年(昭和13年)関西大学法学部卒業[4]。醸造業を営み[6][7]、島根県醤油工業協同組合理事長を務めた[11]。
万葉集を皮切りとして古典・古美術に関心を寄せる[4]。松江出身の美術史家相見香雨(1874年 - 1970年)の指導を受けた松江の美術収集家の一人であり[12]、研究も発表した[4]。1985年に『一老美術史家・相見香雨の回想』(私家版)を出版している[6]。
1987年、勲五等双光旭日章[11]受賞。1998年に『一老陸上競技部員の回想』(私家版)を出版した[13]。
脚注
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]- ^ 「Japanese Delegation of Athletics Team : Rio de Janeiro 2016」(PDF)、日本陸上競技連盟、2016年、2019年10月10日閲覧。
- ^ a b “TOKIO FUKUDA”. IOC. 2019年10月10日閲覧。
- ^ a b c d “第11回ベルリンオリンピック”. 関西大学年史編纂室. 関西大学. 2019年10月15日閲覧。
- ^ a b c d “ベルリン五輪400メートル出場の森山時雄君を悼む” (pdf). 關大 (関西大学校友会) (502): p. 6. (2001年3月15日) 2019年10月15日閲覧。
- ^ “『先人の足跡』85人”. 水郷松江噺. 2019年10月15日閲覧。
- ^ a b c d 村角紀子 2017, p. 57.
- ^ a b “松江南ロータリー四方山話 ~ 福島邦光氏談”. 松江南ロータリークラブ. 2023年9月3日閲覧。
- ^ “島根県スポーツ記念室”. 島根県体育協会. 2019年10月15日閲覧。
- ^ “神話の出雲国・大社町”. 近畿・大社会. 2019年10月15日閲覧。
- ^ “日本学生記録の変遷 男子400mH”. 日本学生陸上競技連合. 2019年10月10日閲覧。
- ^ a b “春の叙勲” (pdf). 關大 (関西大学校友会) (364): p. 1. (1987年5月15日) 2019年10月15日閲覧。
- ^ 村角紀子 2017, pp. 56–57.
- ^ “一老陸上競技部員の回想 森山時雄 著”. 国立国会図書館. 2019年10月15日閲覧。
参考文献
[編集]- 村角紀子「「松江が生んだ美術史家・相見香雨~九州大学文学部所蔵『自筆調査録』展」実施報告」『淞雲 島根大学附属図書館報』第19巻、島根大学附属図書館、2017年、39-58頁、2019年10月10日閲覧。