森本ヤス子
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森本 ヤス子(もりもと やすこ、1902年3月20日[1] - 1998年3月18日[2])は、日本のフィンランド文学者、児童文学者。山口県宇部出身[3]。本名ヤス[1]。別名として赤松ね美[3]も用いる。山口県立徳基高等女学校(現・山口県立厚狭高等学校)卒業[3]。森本覚丹は夫。夫の覚丹が『カレワラ』を訳したのち、それを子供向けに書き直すなどした。アニメ化された『牧場の少女カトリ』の訳者。
著書
[編集]- 虹夫人(講談社 1958年)
- 悪童女(講談社 1960年)
- 霧のカレワラ(北欧文化通信社 1973年)
- おさかなになったおんなのこ せかいのはなし(フィンランド)(コーキ出版 1980年)
- はながたみ(講談社 1991年)
- 共著
翻訳
[編集]- 『カレワラ物語 少年少女への物語』(教材社 1940年)[4]
- アレクシス・キヴィ『七人兄弟』(起山房 1942年)
- 『魔法の歌 フィンランドの民話カレワラより』(訳著 霞ケ関書房・新世界童話集 1943年)[5]
- ヌオリワーラ『牧場の少女』(講談社・世界名作全集 1952年)
- 「牧場の少女カトリ」(いのちのことば社 1984年)
- キヴィ『森の兄弟』(講談社 世界名作全集 1955年)
- エレナ・ポーター『少女ポリアンナ』(講談社・世界名作全集 1966年)