森本善七
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森本 善七(もりもと ぜんしち、1855年3月28日(安政2年2月11日[1])- 1928年(昭和3年)5月1日[2])は、明治から大正時代の政治家、実業家。貴族院多額納税者議員。
経歴
[編集]尾張国知多郡大野村(愛知県知多郡大野町を経て現常滑市)出身[3]。萩原宗平の長男として生まれる[1]。元治元年6月(1864年7月)2代善七の養子となり明治4年8月(1871年)家督を相続し[1]、天明元年創業の小間物商笹屋3代目となる[3]。1881年(明治14年)愛知県会議員に当選[2]。ついで名古屋市会議員、同参事会員、名古屋商業会議所常議員、名古屋銀行頭取、名古屋株式取引所理事長、東海倉庫、日本車輌製造各社長、尾張紡績、帝国撚糸などの重役を歴任した[2]。
1925年(大正14年)愛知県多額納税者として貴族院議員に互選され、同年9月29日[4]から務め、在任中に死去した[2][5]。
脚注
[編集]参考文献
[編集]- 人事興信所編『人事興信録 第4版』人事興信所、1915年。
- 衆議院、参議院 編『議会制度七十年史 第1』大蔵省印刷局、1960年 。
- 愛知県姓氏歴史人物大辞典編纂委員会 編著『愛知県姓氏歴史人物大辞典』角川日本姓氏歴史人物大辞典23、角川書店、1991年。ISBN 4040022300。