森村英典
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森村 英典(もりむら ひでのり、1928年10月20日 - )は、日本の情報科学者。東京工業大学名誉教授。元日本オペレーションズ・リサーチ学会会長。
人物・経歴
[編集]東京生まれ[1]。東京府立第一中学校(現東京都立日比谷高等学校)、横浜高等工業学校(現横浜国立大学理工学部)を経て[2]、1951年東京工業大学応用数学課程卒業[3]。河田龍夫門下。同期に真壁肇が、1期下に水野幸男がいた[2]。
大学卒業後、統計数理研究所入所。1953年東京工業大学助手着任[2]。1962年九州大学理学博士[4]。1968年東京工業大学応用物理学科教授。1972年東京工業大学情報科学科教授。東京工業大学評議員や、東京工業大学理学部長を経て、1989年定年退官[2]、筑波大学大学院経営政策科学研究科経営システム専攻長・教授[2]。
この間、1988年から1990年まで日本オペレーションズ・リサーチ学会会長[5]。1992年日本女子大学理学部数物科学科教授。1996年日本女子大学理学部長。1997年退職[2]。東京工業大学名誉教授[3]。指導学生に森雅夫東京工業大学名誉教授など[2]。
著作
[編集]著書
[編集]- 『待ち行列の理論と実際』大前義次 著 日本科学技術連盟 1962年
- 『確率とその応用』ダイヤモンド社 1966年
- 『経営数学セミナ− 第3巻:スケジュ−リング』(今川正,刀根薫,菅波三郎と共著)ダイヤモンド社 1966年
- 『確率・統計』朝倉書店 1974年
- 『ORライブラリ− 13:待ち行列理論』(大前義次と共著)日科技連出版社 1975年
- 『マルコフ解析』(高橋幸雄と共著)日科技連出版社 1979年
- 『おはなしOR』日本規格協会 1983年
- 『確率』共立出版 1984年
- 『ファイナンスのための確率過程』(木島正明と共著)日科技連出版社 1991年
- 『混雑と待ち』(高橋幸雄と共著)朝倉書店 2001年
訳書
[編集]- アレクサンドル・ヒンチン『待ち合わせ理論入門』広川書店 1960年
- G.F.ニューエル『待ち行列論の応用:その新しい方法』(森雅夫と共訳)サイエンス社 1973年
- H.M.ワーグナー『オペレーションズ・リサーチ入門』(伊理正夫と共監訳)培風館 1976年
脚注
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