森省歩
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もり せいほ 森 省歩 | |
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生誕 |
1961年??月??日 日本 北海道えりも町 |
出身校 | 慶應義塾大学 |
森 省歩(もり せいほ、男性、1961年(昭和36年) - )は、日本のジャーナリスト。北海道えりも町出身[1]。
経歴
[編集]1985年(昭和60年)、慶應義塾大学文学部フランス文学科卒。株式会社ぎょうせい勤務を経て、1992年(平成4年)、ジャーナリストとして独立。以後、月刊誌や週刊誌を中心に、幅広いテーマで記事を発表しているが、政界の暗部を抉るルポルタージュの分野で定評がある[1][2]。
中でも、『文藝春秋』2001年(平成13年)2月号「金大中拉致事件28年目の真実/木村証言で『闇の扉』が開いた/角栄死して七年。腹心中の腹心はなぜ語ったか」、『現代』2002年(平成14年)5月号「田中角栄の元側近『36年目の衝撃証言』/『私は原発用地売却代金4億円を目白へ運んだ』」は、田中角栄元首相による秘密工作を活写したスクープとして注目を浴びた[1][3]。
この2つのスクープ記事については、田中金脈問題追及で知られた立花隆も、著書『「田中真紀子」研究』(2002年(平成14年)8月、文藝春秋社刊)の中で、「この一年余の間に、これまで闇の中に隠されてきた、驚くべき金の流れが二件も明るみに出ました」「(2つの記事を読むと)あまりにも赤裸々な事実が書かれているので、びっくりしてしまいます」と感想を述べている[4]。
著書
[編集]- 森省歩『ボーイズ「B」アンビシャス! : 年収300万時代の幸福学』森永卓郎監修、中央公論新社〈中公新書ラクレ〉、2004年。ISBN 4-12-150117-9。
- 森省歩『ドキュメント自殺』ベストセラーズ、2008年。ISBN 978-4-584-13060-5。
- 森省歩『鳩山由紀夫と鳩山家四代』中央公論新社〈中公新書ラクレ〉、2009年。ISBN 978-4-12-150330-5。
- 森省歩『政権漂流 : 交代劇は日本の何を変えたのか』中央公論新社〈中公新書ラクレ〉、2010年。ISBN 978-4-12-150357-2。