森茂好
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森 茂好(もり しげよし、1916年(大正5年)12月14日 - 1991年(平成3年)2月7日)は、ワキ方宝生流の能楽師。
宝生流十一世宗家宝生新の女婿で、宝生弥一は義兄弟。東京出身。重要無形文化財「能楽」保持者として各個認定(人間国宝)。子に森常好改め宝生常三[1]。
その美声と謡の美しさで、能楽界に名声を確立。1982年に「江口」で芸術選奨を受賞。国立能楽堂で能『胡蝶』に出演した翌日の1991年2月7日、睡眠中に急逝した。
DVD
[編集]- 能楽名演集1(NHKエンタープライズ、以下同)
- 喜多流「頼政」喜多六平太 森茂好/「弱法師」友枝喜久夫 松本謙三
- 能楽名演集2
- 能楽名演集3
- 喜多流 能「楊貴妃」友枝喜久夫 森茂好/能「居囃子 草子洗小町」友枝喜久夫
- 能楽名演集4
- 能楽 世阿弥・観阿弥 名作集
脚注
[編集]- ^ “森常好師が宝生常三に改名、野口敦弘師が東條敦弘に改姓”. 能楽マガジン Noh +(ノープラス). (2023年2月15日) 2023年12月9日閲覧。
関連文献
[編集]- 西野春雄「能界展望(昭和63年~平成4年)」『能楽研究 : 能楽研究所紀要』第18巻、野上記念法政大学能楽研究所、1994年3月、173-190頁、doi:10.15002/00020455、hdl:10114/00020455、ISSN 0389-9616、CRID 1390572174782476288。 物故者欄、188頁