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植松☆輝

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

植松☆輝(うえまつ☆らん)は、日本の女子プロレスラー植松寿絵輝優優のタッグチームである。

概要

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2002年に輝優優がJWPからGAEA JAPANに移籍した際、GAEAの生え抜きであった植松寿絵と意気投合し、2003年11月30日に結成された[1]

「決めるぞ!場外!」のかけ声と共に相手選手を場外へ連れ出し、20カウントぎりぎりでリングに戻ってリングアウト勝ちする、という作戦を採用し、2004年に初タイトルAAAWタッグ王座を獲得。

2度目のタッグ王座に君臨していた最中、GAEA JAPANが解散し、同団体最後のタッグチャンピオンとなった。その後は共にフリーランスとして活動を継続する。ヒールタッグとして、OZアカデミーでは植松の同期である「そんちか」(加藤園子&永島千佳世)、輝の出戻りとして参戦したJWPでは春倉春山香代子&倉垣翼)やザ☆WANTED!?阿部幸江&KAZUKI)、そしてNEOではNEOマシンガンズタニー・マウス&宮崎有妃)など各参戦団体を代表するタッグチームと抗争を繰り広げる。

中でもJWPでは2006年にJWP認定タッグ王座を獲得。同王座に計3度君臨し、JWPタッグ戦線を盛り上げた(植松、輝ともに別のパートナーでも同王座を獲得している)。

2007年に旗揚げされたプロレスリングWAVEにも活動範囲を広げ、植松がWAVEに加入した2011年には初代WAVE認定タッグ王座決定トーナメント「DUAL SHOCK WAVE 2011」にエントリーし、決勝進出するが、決勝戦でカナアユ華名&栗原あゆみ)に惜しくも敗れる。

2012年2月5日、カナアユを降しWAVEタッグ王座を獲得。

3月4日に東京キネマ倶楽部にて自主興行を開催[2]

「JWPタッグリーグ・ザ・ベスト2012」にも参戦。春倉とのライバル対決を制して決勝に勝ち上がり、決勝でもラブドライト中森華子&大畠美咲)を退け優勝するとともに、植松☆輝としては通算4度目となるJWPタッグ王座(二冠)を獲得するとともにWAVEと合わせて三冠を達成。タッグタイトル獲得はGAEA時代から通算9度となった。

同年4月30日のWAVE後楽園ホール大会を以って植松が引退。植松☆輝タッグはJWP・WAVE2団体のチャンピオンのまま解散となる。保持していたJWP・WAVEタッグ王座も返上されたが、植松より両王座とも空白を作らないよう要請され、WAVE王座は引退興行のアンダーカードで暫定王座決定戦を制したハタナカヨウコ(GAMI&中川ともか)にベルトが引き渡され、JWP二冠も4日後に王座決定戦が行われ、タイパンシスターズ(後のリセット、米山香織&さくらえみ)が新王者となった。

12月9日のOZ後楽園大会を最後に輝も植松の後を追うように引退。

なお、植松は輝と出会わなければGAEA解散とともに引退していたと言う[1]

タイトル歴

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植松☆輝自主興行

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LAST☆SPURT
イベント詳細
シリーズ
開催年月日 2012年3月4日
開催地 東京都台東区
会場 東京キネマ倶楽部
試合数 全5試合

試合結果

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1st☆SPURT! タッグマッチ 20分1本勝負
カルロス天野(OZ)
成宮真希アイスリボン
12分32秒
ラビストラル
加藤園子(OZ)
ラビット美兎(JWP)〇
2nd☆SPURT! スーパーヒール封印儀式
●スーパーヒール植松寿絵 4分59秒
裏拳からの体固め
アジャ・コング(OZ)〇
3rd☆SPURT! タッグマッチ 20分1本勝負
輝優優
広田さくら(フリー)
12分32秒
ダイビングフットスタンプからの体固め
永島千佳世(OZ)〇
アブドーラ・小林大日本
広田は植松の、小林はシュガー佐藤のコスプレで登場
4th☆SPURT! シングルマッチ 30分1本勝負
尾崎魔弓(OZ) 16分11秒
セコンド桜花の顔面キックからの
横入り式エビ固め
GAMI(WAVE)●
LAST☆SPURT!! タッグマッチ 30分1本勝負
植松寿絵
輝優優
時間切れ引き分け アジャ・コング
高橋奈苗スターダム

レフェリー:伊藤幸子、 リングアナウンサー:中島幸一郎

脚注

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  1. ^ a b 植松寿絵. “植松☆輝の記念日”. 植松寿絵の『卑怯者から普通の人へ~絆~』. 2012年8月30日閲覧。
  2. ^ 2012/3/4(日) 植松☆輝自主興行決定! プロレスリングWAVE ニュース