植松みどり
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植松 みどり(うえまつ みどり、1942年8月26日 - )は、日本の英米文学者、翻訳家。
荒正人の長女として[2]、東京に生まれる[3]。荒このみは妹[2]。1965年津田塾大学学芸学部英文科卒業[1]、1970年同大学院文学研究科博士課程満期退学[3]。和洋女子大学助教授、教授。2013年定年、名誉教授。日本ジョージ・エリオット協会会長[1]、同協会顧問[1]、日本ジェイン・オースティン協会理事を歴任した[1]。
著書
[編集]- 『ジェイン・オースティンと「お嬢さまヒロイン」』(朝日出版社) 2011、のち改訂版 2016
共著
[編集]- 『English land 入門編』全6巻(共著・監修、教育社) 1989
- 『English land 初級編』(共著・監修、教育社) 1991
翻訳
[編集]- 『嵐が丘』(エミリ・ブロンテ、荒正人共訳、学習研究社:世界文学全集)1979
- 『異質の世界 有島武郎論』(ポール・アンドラ、荒このみ共訳、冬樹社)1982
- 『魔法の玩具店』(アンジェラ・カーター、河出書房新社)1988
- 『エミリー・ブロンテ その魂は荒野に舞う』(キャサリン・フランク、河出書房新社)1992
- 『ドラキュラ・ホームズ・ジョイス 文学と社会』(フランコ・モレッティ、北代美和子ほか6名と共訳、新評論)1992
- 『キャプテン・クック 科学的太平洋探検』(ジョン・バロウ編、荒正人共訳、原書房、大航海者の世界6)1992
- 『世界探検歴史地図 タイムズ・アトラス』(F・フェルナンデス=アルメスト編、竹内和世・武井摩利共訳、原書房)1995
- 『マゴット』(ジョン・ファウルズ、国書刊行会:文学の冒険)1997
- 『狼と駈ける女たち 「野性の女」元型の神話と物語』(クラリッサ・ピンコラ・エステス、原真佐子共訳、新潮社)1998
- 『ブラック・ヴィーナス』(アンジェラ・カーター、河出書房新社)2004
- 『フロス河畔の水車場 ジョージ・エリオット全集3』(彩流社)2022
脚注
[編集]- ^ a b c d e “植松 みどり(ウエマツ ミドリ)”. 朝日カルチャーセンター. 朝日カルチャーセンター. 2022年3月16日閲覧。
- ^ a b “「文芸雑誌「近代文学」と荒正人」「父・荒正人を語る」”. www.library.city.suginami.tokyo.jp. 杉並区立図書館. 2022年3月16日閲覧。
- ^ a b “ジェイン・オースティンと「お嬢さまヒロイン」”. www.asahipress.com. 朝日出版社. 2022年3月16日閲覧。
参考文献
[編集]- 『現代日本人名録』2002年