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植田益朗

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
うえだ ますお
植田 益朗
生年月日 (1955-09-26) 1955年9月26日(69歳)
出生地 日本の旗 日本東京都
職業 アニメプロデューサー
実業家
ジャンル テレビアニメ
活動期間 1979年 -
事務所 スカイフォール(代表取締役)
主な作品
テレビアニメ

OVA

アニメ映画
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植田 益朗(うえだ ますお、1955年[1]9月26日[2] - )は、日本アニメプロデューサー実業家。株式会社スカイフォール代表取締役[3]

経歴

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東京都生まれ。1974年東京都立新宿高等学校卒業[4]日本大学芸術学部映画学科卒業後、1979年日本サンライズ(後のサンライズ)に入社。『機動戦士ガンダム』の途中から制作進行として入り、劇場版『機動戦士ガンダムIII めぐりあい宇宙篇』よりプロデューサーに就任。以後、サンライズ第3スタジオでガンダムシリーズや『銀河漂流バイファム』『蒼き流星SPTレイズナー』『シティーハンター』などの作品を手掛ける。

1995年にサンライズ常務取締役に就任[5]。ガンダム20周年にむけた「ビッグバンプロジェクト」の総指揮を執る[6]

2000年に20年近く勤めたサンライズを退職し、フリープロデューサーとして『犬夜叉』などを担当[7]

2003年アニプレックスに統括チーフ・プロデューサーとして入社[8]デジタルハリウッド大学院大学教授、外務省文化交流課有識者会議委員日本動画協会理事などを経験する[5]

2010年A-1 Pictures代表取締役社長に就任し、再びアニメの制作業務に携わる[9]

2014年にアニプレックス代表取締役社長に就任[10]

2015年ソニー・ミュージックエンタテインメント コーポレートSVPに就任。同年に日本のアニメーション100周年プロジェクト「アニメNEXT_100」推進会議の座長に就任[5]

2016年にアニプレックス取締役会長を経て[11]、ソニー・ミュージックエンタテインメント顧問常勤)に就任。

2017年にアニプレックスを退職[5]。同年に文化放送AG-ON Premiumで冠トーク番組「植田益朗のアニメ!マスマスホガラカ」が配信開始[12]

2018年に元バンダイビジュアル社長の渡辺繁と共に株式会社スカイフォールを設立、代表取締役に就任[13]2019年に同社初企画として『∀ガンダム』以来親交のあるシド・ミードの34年ぶりの国内個展をプロデュースする[14]

2022年、アニメ業界の未来を考える会としてインボイス制度導入反対の主張を行った[15]

略歴

[編集]

作品一覧

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テレビアニメ

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1979年
1980年
1983年
1984年
1985年
1987年
1988年
  • シティーハンター2 - プロデューサー
1989年
  • シティーハンター3 - プロデューサー
1990年
1991年
  • シティーハンター'91 - プロデューサー
1993年
1994年
1995年
1996年
1997年
  • シティーハンター グッドバイ・マイ・スイートハート - 企画
1998年
1999年
  • 星界の紋章 - 企画
  • シティーハンター 緊急生中継!? 凶悪犯冴羽獠の最期 - 製作
2000年
2003年
2004年
2005年
2006年
2007年
2008年
2009年
2010年
2011年
2012年
2013年
2014年
2015年
2016年
2025年

劇場アニメ

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1981年
1982年
  • 機動戦士ガンダムIII めぐりあい宇宙編 - プロデューサー
1987年
1989年
1992年
1998年
  • 新機動戦記ガンダムW Endless Waltz 特別篇 - 企画
2000年
2001年
2002年
  • 犬夜叉 鏡の中の夢幻城 - 企画、プロデューサー
2003年
  • 犬夜叉 天下覇道の剣 - 企画、プロデューサー
2004年
  • 犬夜叉 紅蓮の蓬莱島 - 企画、プロデューサー
2007年
2008年
  • 劇場版 空の境界 第三章 痛覚残留 - エグゼクティブプロデューサー
  • 劇場版 空の境界 第四章 伽藍の洞 - エグゼクティブプロデューサー
  • 劇場版 空の境界 第五章 矛盾螺旋 - エグゼクティブプロデューサー
  • 劇場版BLEACH Fade to Black 君の名を呼ぶ - 製作委員会
  • 劇場版 空の境界 第六章 忘却録音 - エグゼクティブプロデューサー
2009年
  • 劇場版 空の境界 第七章 殺人考察(後) - エグゼクティブプロデューサー
2010年
2012年
2013年
2014年
2015年
2016年
2019年

OVA

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1984年
1986年
1988年
1991年
1994年
1995年
1996年
2007年
2009年
2011年

Webアニメ

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2006年
  • FLAG - エグゼクティブプロデューサー
2016年

テレビドラマ

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2008年

出演

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テレビ

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2019年

ラジオ

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2017年

脚注

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  1. ^ 『1983年のロボットアニメ』双葉社、2017年5月、119頁。ISBN 978-4-575-46502-0 
  2. ^ 本日は私の誕生日でした”. 2022年9月26日閲覧。
  3. ^ COMPANY PERSONNEL”. 株式会社スカイフォール. 2020年12月28日閲覧。
  4. ^ 植田益朗インタビュー(同窓生シリーズ ウェブ版)”. 都立新宿高校PTA (2019年12月). 2023年4月8日閲覧。
  5. ^ a b c d 植田益朗”. MAGIC KYOTO 2018. マインドクリエイターズ・ジャパン株式会社, SARL SHIBUYA PRODUCTIONS. 2019年3月6日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年12月28日閲覧。
  6. ^ 朴璐美; 植田益朗(インタビュー)「「∀ガンダム」誕生秘話!突き詰めた“ガンダムの本質”とは? 植田P&朴ロ美が明かす」『アニメ!アニメ! (イード)』、2019年4月27日https://animeanime.jp/article/2019/04/27/45176.html2020年12月28日閲覧 
  7. ^ 植田益朗(インタビュアー:廣田恵介)「アニメ業界ウォッチング第25回:「ガンダム」の制作進行からアニプレックス会長まで…植田益朗の目指す「アニメ100周年プロジェクト」とは何か!?」『アキバ総研 (カカクコム)』、2016年9月22日https://akiba-souken.com/article/27882/2020年12月28日閲覧 
  8. ^ a b “植田益朗氏がアニプレックスのプロデューサーに”. SOFTBANK GAMES HOT NEWS (ソフトバンクパブリッシング). (2003年10月20日). https://nlab.itmedia.co.jp/games/gsnews/0310/20/news08.html 2020年12月28日閲覧。 
  9. ^ “A-1新社長に植田氏、勝股氏はアニプレックス代表取締役”. アニメ!アニメ!ビズ (イード). (2020年6月22日). https://web.archive.org/web/20140916111921/https://www.animeanime.biz/archives/4282 2020年12月28日閲覧。 
  10. ^ “アニプレックス新社長に植田益朗氏、タツノコプロ新社長に桑原勇蔵氏”. アニメ!アニメ!ビズ (イード). (2014年2月17日). https://web.archive.org/web/20140221232942/https://www.animeanime.biz/archives/19461 2020年12月28日閲覧。 
  11. ^ “アニプレックス 新社長に岩上敦宏氏 植田益朗氏が取締役会長に”. アニメ!アニメ!ビズ (イード). (2016年4月1日). https://web.archive.org/web/20160401115638/https://www.animeanime.biz/archives/22524 2020年12月28日閲覧。 
  12. ^ AG-ON Premiumにて『植田益朗のアニメ!マスマスホガラカ』配信スタート!”. 超!A&G. 文化放送 (2017年4月24日). 2020年12月28日閲覧。
  13. ^ a b 植田益朗; 渡辺繁 (2018年9月). “企業理念”. 株式会社スカイフォール. 2020年12月28日閲覧。
  14. ^ 『シド・ミード展 PROGRESSIONS TYO 2019』4月27日〜5月19日、東京限定開催! 多数の世界初公開を含む150点の原画展』(プレスリリース)株式会社スカイフォール (配信: PR TIMES)、2019年2月7日https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000041706.html2019年3月4日閲覧 
  15. ^ インボイスで漫画家の2割が廃業も? 危機感抱くエンタメ業界 声優・アニメ・演劇団体と共同記者会見”. itmedia (2022年11月16日). 2022年11月19日閲覧。
  16. ^ 会社情報”. アニプレックス (2004年2月16日). 2004年4月5日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年12月28日閲覧。
  17. ^ 制作会社"株式会社A-1 Pictures (エイ・ワン ピクチャーズ)"設立のお知らせ』(プレスリリース)アニプレックス、2005年5月9日。オリジナルの2006年5月19日時点におけるアーカイブhttps://web.archive.org/web/20060519165139/http://www.sonymusic.co.jp/Animation/press/20050509_a1p.html2020年12月28日閲覧 
  18. ^ グループ会社の役員人事について』(PDF)(プレスリリース)ソニー・ミュージックエンタテインメント、2010年6月18日https://www.sme.co.jp/pressrelease/information/pdf/20100618.pdf2020年12月28日閲覧 
  19. ^ 理事および監事選任のお知らせ』(プレスリリース)一般社団法人日本動画協会、2013年7月16日https://aja.gr.jp/info/3372020年12月28日閲覧 
  20. ^ グループ会社役員人事について』(PDF)(プレスリリース)ソニー・ミュージックエンタテインメント、2014年2月17日https://www.sme.co.jp/pressrelease/information/pdf/20140217-2.pdf2020年12月28日閲覧 
  21. ^ グループ会社役員人事について』(PDF)(プレスリリース)ソニー・ミュージックエンタテインメント、2015年4月1日https://www.sme.co.jp/pressrelease/information/pdf/20150401-2.pdf2020年12月28日閲覧 
  22. ^ グループ会社役員人事について』(PDF)(プレスリリース)ソニー・ミュージックエンタテインメント、2015年6月24日https://www.sme.co.jp/pressrelease/information/pdf/20150624-3.pdf2020年12月28日閲覧 
  23. ^ 役員人事について』(PDF)(プレスリリース)ソニー・ミュージックエンタテインメント、2015年6月24日https://www.sme.co.jp/pressrelease/information/pdf/20150624-2.pdf2020年12月28日閲覧 
  24. ^ グループ会社役員人事について』(PDF)(プレスリリース)ソニー・ミュージックエンタテインメント、2016年4月1日https://www.sme.co.jp/pressrelease/information/pdf/20160401-2.pdf2020年12月28日閲覧 
  25. ^ グループ会社役員人事について』(PDF)(プレスリリース)株式会社ソニー・ミュージックエンタテインメント、2016年6月30日https://www.sme.co.jp/pressrelease/information/pdf/20160630.pdf2020年12月28日閲覧 
  26. ^ 役員人事について』(PDF)(プレスリリース)株式会社ソニー・ミュージックエンタテインメント、2017年7月3日https://www.sme.co.jp/pressrelease/information/pdf/20170703-1.pdf2020年12月28日閲覧 
  27. ^ ヤンマーのロボアニメが2025年春放送、総合プロデューサーに植田益朗”. コミックナタリー. ナターシャ (2024年7月18日). 2024年7月18日閲覧。

関連項目

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外部リンク

[編集]
ビジネス
先代
夏目公一朗
アニプレックス会長
2016年
次代
今野敏博
先代
夏目公一朗
アニプレックス社長
2014年 - 2016年
次代
岩上敦宏
先代
勝股英夫
A-1 Pictures社長
2010年 - 2015年
次代
落越友則