極道会
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極道会(ごくどうかい)はコナミが製作したガンシューティングゲーム『ザ・警察官』シリーズや『セイギノヒーロー』、アクションゲーム『アクション刑事』に登場する架空の指定暴力団。銃器の密輸・密売を主な仕事としており、警察に対し激しい銃撃戦を展開する過激な組織として描かれている。
新宿区を拠点にしている他、札幌市、名古屋市、大阪市、神戸市、福岡市博多区、ロサンゼルス・リトルトーキョーにも勢力を伸ばす巨大な組織である。上記の各都市に組事務所を構え、新宿歌舞伎町とリトルトーキョーでは事務所ビル1階でナイトクラブを経営していた。
構成員
[編集]以下の人物は指名手配されていたが、全員逮捕され現在服役中である。
『セイギノヒーロー』に登場の人物のみ、氏名を斜体としてある。『アクション刑事』の登場人物は太字で表記している。その他の人物は、全員『ザ・警察官』シリーズに登場する。
組長
[編集]- 原口勝治(はらぐち かつじ)
- HANA(ハナ)
幹部
[編集]- 松山重信(まつやま しげのぶ)
- ダンプカーの荷台に組員5人を乗せ劇場前広場を暴走するが、警察官に応戦され近隣のビルに激突、逮捕される。後の調べで、組事務所ビルに警察が強行突入したとの知らせを受け駆けつけた末の犯行と判明した。
- 翌年脱獄し、警察への復讐のため組員や香港マフィアに日本各地で発砲事件を起こすよう指示した。梅田アーケード下にて香港マフィア『龍頭』のボスと接触しているところ密告により警察に発覚。部下2名と共に逃走を図るが、警察官の応戦により再び逮捕される(プレーヤーが発砲したかどうかでエンディングが変化する。尚、発砲しないパターンの場合、警察官に追いかけられ、自動的に勝手に転んで逮捕に漕ぎ着ける。)。二度目の松山容疑者逮捕により、全国一斉検挙作戦は終わりを告げた。
- 松岡圭介(まつおか けいすけ)
- 李 培栄(り ばいえい、Bai Ei Lee)
- 国外逃亡した幹部の一人。リトルトーキョー西路上にて自動車に長田容疑者を乗せ走行中、警察官に発見されパニック状態に陥る。自動車を暴走させ警察官の轢殺を図るも、応戦により長田容疑者と共に逮捕される(海外版では一人だけである)。
- 長田典子(ながた のりこ)
- 極道会唯一の女性幹部であり国外逃亡犯の一人。李容疑者の自動車に同乗中、警察官の応戦により李容疑者と共に逮捕される(海外版では倉庫街に逃げ込んでおり、そこで銃撃戦の末に逮捕された)。
- 北谷貞治(きたや さだはる)
- 阿部忠信(あべ ただのぶ)
- 本村弘司(もとむら こうじ)
- 梅沢幸治(うめざわ こうじ)
- 吉岡 賢(よしおか まさる)
- ZAEMON(ザエモン)
※この他、氏名が公表されていない幹部が2名在籍しているが、両者とも指名手配はされていなかった。
- 氏名不詳1
- 極道会組事務所(地方支部)において、強行突入した警官隊に対し発砲するが銃撃戦の末に逮捕される。後の調べで、組長の身代わりに逮捕されたことが判明した。現在、同事務所の組長は逃走中。
- 氏名不詳2
直属組織
[編集]- 忍者部隊
- 極道会総本部に配置されていた部隊。総本部突入時に存在が判明した。忍者装束やジャージに身を包んでおり、捜査員に対し手裏剣を投げて抵抗したが、応戦により全員が逮捕される。
- 暴走族
- 東京都港区で行われた極道会の決起集会に参加したグループ。それにより直属組織であることが判明。集会時に同会の構成員と共に捜査員の襲撃を試みたが、応戦により参加者全員が逮捕される。
極道会関係者
[編集]香港マフィア『龍頭』
[編集]香港を拠点とする巨大犯罪組織。極道会とは銃器・薬物の取引等で関係が深い。同会からの協力要請で日本警察を相手に銃撃戦を繰り広げたことがある。香港中環地区において、アジト兼用の中華レストラン『大鐘楼』を経営しており、ウェイターなども全て構成員が務めていた。大型のコンテナ船「龍頭號」を所有、それを利用し銃器や薬物の密輸を行っている。以下の人物は全員中国人である。
- 熊 谷章(ゆう こくしょう、Hung Ko Cheung)
- 龍頭のボス。梅田アーケード下で極道会幹部・松山重信容疑者と接触中、警官隊に追い詰められ銃撃戦の末に部下共々逮捕された。
- 高 浜元(こう ひんげん、Ko Bun Yuen)
- 古 家亙(こ かせん、Ku Ka Hang)
- LEE(リー)
密輸ブローカー
[編集]極道会は密輸・密売を主な資金源にしているため、専門の密輸ブローカーが活躍している。
- リチャード・ハンセン
- 河西顕仁(かわにし あきひと)
強盗団
[編集]- 文 徳華(ぶん とくか、Man Tak Wah)
その他
[編集]使用された武器
[編集]極道会は銃器の密輸・密売を主な仕事としているためか、使用される武器の種類が事件発生の度に増加する傾向にある。
- 一斉検挙作戦時
- 全国一斉検挙作戦時
- 秋葉原強盗事件・品川埠頭薬物密輸事件・都庁前駅武器密売事件時
- 総本部突入作戦・決起集会阻止時
末端組員の服装の変遷
[編集]- 一斉検挙作戦・全国一斉検挙作戦時
- この時期における極道会末端組員の服装は特徴的である。全員が黒スーツを着用(事件時には上半身裸になっている組員もいた)している。対して、幹部は白や紺、グレー、紫など、様々な色のスーツを着用しており、幹部に昇進すると服装の自由が認められたらしい。また、松山容疑者や氏名不詳2のように、幹部でありながら黒スーツを着用する者もいた。
- 秋葉原強盗事件・品川埠頭薬物密輸事件・都庁前駅武器密売事件時
- 総本部突入作戦・決起集会阻止時
- 昔ながらの黒スーツの他に、白スーツ、改造詰襟といった様々な服装が見られる。また、ジャージやトレーナーなどのラフな服装が多くなった。再び服装に関する規定の変更が有ったか否かは不明。忍者服(黒・青・茶の3種)を着た構成員も居る。港区には紺色の法被を着た組員が見られた。