権上康男
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権上 康男(ごんじょう やすお、1941年2月13日[1] - 2021年11月11日)は、日本の西洋経済史学者、横浜国立大学名誉教授。
神奈川県川崎市出身。1964年横浜国立大学経済学部卒、1972年東京大学大学院経済学研究科理論経済学・経済史学博士課程満期退学、1972年横浜国立大学経済学部助教授、1983年教授、2006年定年退官、名誉教授[2]。1999年『フランス資本主義と中央銀行 フランス銀行近代化の歴史』で日経・経済図書文化賞受賞。フランス経済史が専門。2019年、瑞宝中綬章受章[3][4]。2021年11月11日死去。叙正四位[5]。
著書
[編集]- 『フランス帝国主義とアジア インドシナ銀行史研究』東京大学出版会 1985
- 『フランス資本主義と中央銀行 フランス銀行近代化の歴史』東京大学出版会 1999
- 『通貨統合の歴史的起源 資本主義世界の大転換とヨーロッパの選択』日本経済評論社 横浜商科大学学術叢書 2013
共著・編著
[編集]翻訳
[編集]- ジャン・ブーヴィエ『フランス帝国主義研究 一九、二〇世紀』中原嘉子共訳 御茶の水書房 1974
- ミッシェル・マルゲラズ『20世紀フランス資本主義史論 国家・経済・社会』廣田功共訳 日本経済評論社 2004