横山宏章
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横山 宏章(よこやま ひろあき、1944年4月21日 - )は、日本の政治学者、歴史学者、北九州市立大学名誉教授。専門は、中華民国政治史、近代長崎県史。
明治学院大学法学部長、南京大学客員教授、財団法人国際東アジア研究センター理事、北九州市立大学アジア文化社会研究センター長を歴任。
来歴
[編集]山口県下関市生まれ、1969年一橋大学法学部卒業、朝日新聞社記者を経て、1978年一橋大学大学院法学研究科博士課程退学。1982年「孫中山の革命と政治指導」で法学博士(一橋大学)。
1978年明治学院大学法学部専任講師、1981年同助教授、1988年同教授、法学部長、1999年県立長崎シーボルト大学国際情報学部教授、国際情報学部長、2005年北九州市立大学社会システム研究科教授。2010年同アジア文化社会研究センター長兼大学院社会システム研究科長。2015年定年、名誉教授。
元南京大学客員教授、元財団法人国際東アジア研究センター理事。長崎市市史編さん室新長崎市史第3部会(近代編)専門委員も務め、長崎市史の執筆にあたった。
著書
[編集]単著
[編集]- 『人民中国の堕落 再び、中ソは和解するか』ワニの本 ベストセラーシリーズ 1981
- 『ソ連、ポーランド、中国に見るマルクスの誤算 社会主義は死んだのか』ワニの本 ベストセラーシリーズ 1982
- 『長江に夕陽が沈み――追われし中国に愛を込めて』(日中出版、1982年)
- 『陳独秀』(朝日選書、1983年)
- 『孫中山の革命と政治指導』(研文出版、1983年)
- 『優と覇――変わる中国 変わらない中国』(日中出版、1984年)
- 『清末中国の青年群像 歴史のなかの若者たち5』(三省堂、1986年)
- 『中国近代政治思想史入門』(研文出版、1987年)
- 『天安門の悲劇――現代中国の政治と民衆』(三一書房、1991年)
- 『日中の障壁――戦争と友好の代償』(サイマル出版会、1994年)
- 『孫文と袁世凱――中華統合の夢』(岩波書店、1996年)
- 『中国の政治危機と伝統的支配――帝国の瓦解と再興』(研文出版、1996年)
- 『中華民国史――専制と民主の相剋』(三一書房、1996年)
- 『中華民国――賢人支配の善政主義』(中公新書、1997年)
- 『中国を駄目にした英雄たち』(講談社、1999年)
- 『中国砲艦『中山艦』の生涯』(汲古書院、2002年)
- 『中華思想と現代中国』(集英社新書、2002年)
- 『草莽のヒーロー――「無名の英雄・渡邉元」と東アジアの革命家』(長崎新聞社[長崎新聞新書]、2002年)
- 『反日と反中』(集英社新書、2005年)
- 『長崎が出会った近代中国』(海鳥社、2006年)
- 『中国の異民族支配』(集英社新書、2009年)
- 『陳独秀の時代――「個性の解放」をめざして』(慶應義塾大学出版会、2009年)
- 『長崎 唐人屋敷の謎』(集英社新書、2011年)
- 『中国の愚民主義 「賢人支配」の100年』平凡社新書、2014年
- 『素顔の孫文――国父になった大ぼら吹き』岩波書店、2014年
- 『孫文と陳独秀 現代中国への二つの道』平凡社新書 2017年
- 『上海の日本人街・虹口 もう一つの長崎』彩流社 2017年
編著
[編集]- 『東アジアはひとつになれるか――ポスト冷戦と東アジアの進路』(同文舘出版、1995年)
共編著
[編集]- (藤井昇三)『孫文と毛沢東の遺産』(研文出版、1992年)
- (野林健)『国際政治の21世紀像――世界をゆるがすドラマ20幕』(有信堂高文社、1996年)
- (久保亨・川島真)『周辺から見た20世紀中国――日・韓・台・港・中の対話』(中国書店、2002年)
- (王雲海)『対論! 日本と中国の領土問題』(集英社新書、2013年)
- (遠藤誉・興梠一郎・前田宏子)『現代中国の真実』(学研パブリッシング、2013年)