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横川一丁目停留場

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
横川一丁目駅から転送)
横川一丁目停留場*
停留場全景(2009年2月)
よこがわいっちょうめ
Yokogawa 1-chome -
Y3 別院前 (0.3 km)
(0.2 km) 横川駅 Y5
地図
所在地 広島市西区横川町一丁目[1]
北緯34度24分25.38秒 東経132度26分59.68秒 / 北緯34.4070500度 東経132.4499111度 / 34.4070500; 132.4499111座標: 北緯34度24分25.38秒 東経132度26分59.68秒 / 北緯34.4070500度 東経132.4499111度 / 34.4070500; 132.4499111
駅番号 Y4
所属事業者 広島電鉄
所属路線 横川線
キロ程 1.2 km(十日市町起点)
駅構造 地上駅
ホーム 2面2線
乗降人員
-統計年度-
1,076[2]人/日
-2019年-
開業年月日 1917年大正6年)11月1日
* 開業時は光隆寺前停留場として営業
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横川一丁目停留場(よこがわいっちょうめていりゅうじょう、横川一丁目電停)は、広島市西区横川町一丁目にある広島電鉄横川線路面電車停留場である。駅番号はY4

歴史

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当停留場は1917年大正6年)、横川線の開通と同時に光隆寺前停留場(こうりゅうじまえていりゅうじょう)として開設された[3][4]。名前の通り、当時は停留場のすぐ西に光隆寺という寺院が存在していた[5]。横川線は当初、道路から軌道敷が独立した専用軌道にて開通したが、都市計画道路の建設によりこれを併用軌道とすることになった[5]。このとき光隆寺は境内が道路の建設用地となるために立ち退きを行い、三篠町へと移っている[5]。道路が建設され、併用軌道となった1938年昭和13年)ころには停留場名も横川一丁目へと改められた[4][5]

横川線をはじめとする広島電鉄の市内電車は1945年(昭和20年)8月6日原爆投下により全線が不通となる[3]。また直後の9月には枕崎台風が襲来し、南隣の別院前停留場との間に架けられていた軌道橋(現在の横川新橋)が流失する[5]。軌道橋が復旧し、当停留場を含む別院前 - 横川間が運転を再開したのは1948年(昭和23年)のことであった[3]

年表

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  • 1917年大正6年)11月1日:横川線が開通、同時に光隆寺前停留場として開業[3]
  • 1938年昭和13年)頃:横川一丁目停留場に改称[3]
  • 1945年(昭和20年)8月6日:原爆投下により横川線が全線不通となる[3]
  • 1948年(昭和23年)12月18日:横川線の別院前 - 横川間が運転再開、横川線が全線で復旧[3]

停留場構造

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横川線の軌道は道路上に敷かれた併用軌道であり、当停留場も道路上にホームが設けられている。ホームは低床式で2面あり、南北方向に伸びる2本の線路を挟み込むように向かい合って配置された相対式ホームという形態をとる[6][7]。線路の東に十日市町方面へ向かう上りホーム、西に横川駅へ向かう下りホームがある[6]

2003年(平成15年)には停留場の設備が改修された[6]

運行系統

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当停留場には広島電鉄で運行されている系統のうち、7号線と8号線が乗り入れている。

下りホーム 8号線8号線 横川駅ゆき
上りホーム 7号線 広島港ゆき
7号線 広電本社前ゆき
8号線 江波ゆき

停留場周辺

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隣の停留場

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広島電鉄
横川線
別院前停留場 (Y3) - 横川一丁目停留場 (Y4) - 横川駅停留場 (Y5)

脚注

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注釈

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  1. ^ ただし、駅周辺にあるのは郊外方面行きのみで市内方面行きはやや離れた場所にある。

出典

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  1. ^ 横川一丁目 電停”. ひろしまナビゲーター. 広島観光コンベンションビューロー. 2016年9月27日閲覧。
  2. ^ 広島県 駅乗降客数”. 2021年3月11日閲覧。
  3. ^ a b c d e f g 『広電が走る街 今昔』150-157頁
  4. ^ a b 今尾恵介(監修)日本鉄道旅行地図帳』 11 中国四国、新潮社、2009年、38頁。ISBN 978-4-10-790029-6 
  5. ^ a b c d e 『広電が走る街 今昔』106-108頁
  6. ^ a b c 川島令三『山陽・山陰ライン 全線・全駅・全配線』 第7巻 広島エリア、講談社〈【図説】 日本の鉄道〉、2012年、13,83頁。ISBN 978-4-06-295157-9 
  7. ^ 川島令三『全国鉄道事情大研究』 中国篇 2、草思社、2009年、103,107頁。ISBN 978-4-7942-1711-0 

参考文献

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関連項目

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外部リンク

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