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横江文憲

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

横江 文憲(よこえ ふみのり、1949年 - )は、日本の写真評論家写真史家。東京学芸大学非常勤講師、女子美術大学非常勤講師。

来歴

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香川県生まれ。1974年に日本大学芸術学部写真学科卒業後、1975年から1977年にかけてパリ第一大学へ留学し、1978年に日本大学芸術研究所を修了している。

セゾン美術館(西武美術館、1981年9月〜1989年3月)、東京都写真美術館(1990年の一次開館時から1999年3月まで。実際には、東京都写真美術館設置準備室から)、東京都庭園美術館(1999年4月〜2005年3月)の学芸員を歴任し、2005年12月現在は東京都美術館の学芸員となっている。

1985年のつくば写真美術館'85の企画にも参加した。

主要著書等

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  • ヨーロッパの写真史(白水社、1997年)
  • ユトリロと古きよきパリ(井上輝夫・熊瀬川紀と共著、新潮社とんぼの本、1985年)
  • アジェ -- 巴里という都市のポートレイト(『写真家の時代2 記憶される都市と時代』(大島洋監修)所収、洋泉社、1994年)
  • ウジェーヌ・アジェ -- 開かれゆく20世紀のパリ(『ウジェーヌ・アジェ回顧』展覧会カタログ所収、東京都写真美術館、1998年)
  • 『パリ・ニューヨーク・東京』展(つくば写真美術館'85、1985年)カタログ所収の次の項目
    • パリ、肖像写真、ウジューヌ・アッジェ、時間を撮る、写真の新時代

企画にかかわった主な展覧会

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  • ウジェーヌ・アジェ回顧(東京都写真美術館、1998年)
  • 「田原桂一 光の彫刻」展(東京都庭園美術館、2004年)[1]

参考文献

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  • 現代写真人名事典(東京都写真美術館・監修、日外アソシエーツ・編集、日外アソシエーツ・発行、2005年)564ページ〜565ページ