樽峠トンネル
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概要 | |
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位置 | 静岡県・ 山梨県 |
座標 | 北緯35度10分42秒 東経138度27分29秒 / 北緯35.17833度 東経138.45806度座標: 北緯35度10分42秒 東経138度27分29秒 / 北緯35.17833度 東経138.45806度 |
現況 | 供用中 |
所属路線名 | E52 中部横断自動車道 |
起点 | 静岡県静岡市清水区 |
終点 | 山梨県南巨摩郡南部町 |
運用 | |
開通 | 2019年3月10日 |
管理 | 中日本高速道路 |
通行対象 | 自動車 |
技術情報 | |
全長 |
4,999 m[1] (標識では5,000 m) |
道路車線数 | 片側1車線 (暫定2車線) |
設計速度 | 80 km/h(規制速度 70 km/h |
幅 | 9.5 m |
樽峠トンネル(たるとうげトンネル)は、静岡県静岡市清水区と山梨県南巨摩郡南部町を結ぶ中部横断自動車道のトンネルである。
概要
[編集]静岡・山梨県境にある樽峠(たるとうげ、標高 724 m)の直下を貫通する形で建設が進められた。入口付近には信号機がある。 トンネル内では、ハイウェイラジオが放送されている。
総延長は4,999 mで[2]、この長さは以下のようなものである。
- 中部横断自動車道のトンネル(未着工除く)で最長(2位は醍醐山トンネルの2,409 m)
- 静岡県の全トンネル道路(他県に跨ぐものを含む)で最長(2位は新東名高速道路粟ヶ岳トンネル下り線の4,662 m。なお、鉄道を含めた場合東海道新幹線新丹那トンネルの7,959 m)
- 山梨県内を通る高速自動車国道の中で最長(2位は中央自動車道笹子トンネル上り線の4,784 m)
- 山梨県の全トンネル道路(他県に跨ぐものを含む)で2番目の長さ(最長は西関東連絡道路(雁坂トンネル有料道路)の雁坂トンネルで6,625 m)
また箕面トンネル(新名神高速道路・大阪府)の上り線トンネル(全長4,997 m)を上回り、危険物積載車両の通行制限[3]がない日本の道路トンネルとしては最長となった。
2019年(平成31年)3月10日に本トンネルを含む新清水JCT - 富沢IC間の開通に伴い供用が開始された[4]。
隣
[編集]脚注
[編集]- ^ 『中部横断自動車道(新清水JCT~増穂IC間)連絡調整会議(第3回)の開催結果について』(PDF)(プレスリリース)国土交通省関東地方整備局、2018年7月5日、16頁。オリジナルの2019年3月3日時点におけるアーカイブ 。2019年3月3日閲覧。
- ^ 「中部横断道県境を見学 静岡、山梨両県民「樽峠トンネル」歩く」『静岡新聞』静岡新聞社、2018年3月26日。オリジナルの2019年3月3日時点におけるアーカイブ。2019年3月3日閲覧。
- ^ 道路法第46条第3項により延長5,000 m以上の長大トンネル、水底トンネルおよび水際にあり路面の高さが水面以下のトンネルの通行が禁止・制限される。
- ^ 『E52 中部横断自動車道 新清水JCT~富沢IC、下部温泉早川IC~六郷IC 2019年3月10日(日)16時30分に開通』(プレスリリース)中日本高速道路、2019年2月5日。オリジナルの2019年3月3日時点におけるアーカイブ 。2019年3月3日閲覧。