橋本晃和
表示
橋本 晃和(はしもと あきかず、1941年 - )は、日本の政治学者。専門は計量政治学、現代政治論、意識調査論。 1975年、『支持政党なし』(日経新書)を出版。以降、無党派層の研究に注力[1]。 2003年より、沖縄の基地問題や日米同盟のあり方について継続的に研究[2][3]。
経歴
[編集]- 1941年 和歌山県和歌山市生まれ
- 1966年 慶應義塾大学経済学部卒業
- 1971年 慶應義塾大学大学院法学研究科博士課程修了
- 1972年 橋本リサーチコーポレーションを主宰。官庁の委託調査に携わる[4]
- 1985年 帝京大学文学部社会学科助教授
- 1990年 帝京大学文学部社会学科教授
- 1997年 政策研究大学院大学(GRIPS)開学と同時に教授就任[5]
- 2007年 桜美林大学大学院客員教授
- 2008年 財団法人地球共生ゆいまーる(沖縄県許認可、現:一般財団法人)を設立し理事長に就任
- 2010年 桜美林大学大学院特任教授
著書(単著)
[編集]- 『支持政党なし -崩れゆく"政党"神話-』 1975年 日経新書
- 『情報化中間大衆の時代 -新大衆が蘇る!ニュースメディア時代の人間の読み方-』 1987年 御茶の水書房 ISBN 9784275007278
- 『民意の政治改革 -民主主義は問われている-』 1992年 勁草書房 ISBN 9784326932511
- 『新・無党派が政治を変える -新版 民意の政治改革-』 1994年 勁草書房 ISBN 9784326351107
- 『民意政治学 -「五五年体制」後への道程-』 1995年 勁草書房 ISBN 9784326300860
- 『「新・無党派」の正体 -"支持政党なし"をどう読むか-』 1995年 東洋経済新報社 ISBN 9784492210758
- 『民意の主役 無党派層の研究』 2004年 中央公論新社 ISBN 9784120035333
- 『「普天間」を終わらせるために -終わらない最大の元凶は本土の沖縄に対する「差別」的意識と無関心-』 2014年 桜美林学園出版部 ISBN 9784905007036
- 『「沖縄・普天間」究極の処方箋』 2017年 潮出版社 ISBN 9784267020780
著書(共著、共編)
[編集]- 『中台関係・日米同盟・沖縄:その現実的課題を問う:沖縄クエスチョン2006』 2007年 日本之書房 共同編集:橋本 晃和、マイク・モチヅキ、高良 倉吉 ISBN 9784885821455
- 『日米中トライアングルと沖縄クエスチョン ─安全保障と歴史認識の共有に向けて─ 』 2010年 日本之書房 共同編集:橋本 晃和、マイク・モチヅキ、高良 倉吉 ISBN 9784885821691
- 『沖縄ソリューション』 2015年 桜美林学園出版部 共著:マイク・モチヅキ 特別寄稿:高良 倉吉 ISBN 9784905007043
関連項目
[編集]出典
[編集]- 一般財団法人地球共生ゆいまーる
- 潮出版社>著者一覧>橋本晃和
- asahi.com 2004参院選 - 不満秘め、無党派沈黙 2004.6.17
- 朝日新聞デジタル(私の視点)低投票率続く日本 賃金上がらないから棄権 橋本晃和
- jnpc YouTubeチャンネル マイク・モチヅキ 米ジョージ・ワシントン大学教授、橋本晃和 桜美林大学大学院教授 「沖縄から考える」⑦ 2015.11.17
- インディペンデント・ウェブ・ジャーナル「普天間存続か辺野古移設か、どちらかしか選択肢はない、というのは間違いである」〜マイク・モチヅキ・米ジョージワシントン大学教授らが「妥協案」の必要性を訴え 2015.11.17
- 日本記者クラブ会見レポート「沖縄から考える」⑦『沖縄ソリューション 「普天間」を終わらせるために』 2015.11.18
- 国会図書館検索結果"橋本リサーチコーポレーション"
- 政策研究大学院大学25周年誌 P35.「政策研究大学院大学」の開学
脚注
[編集]- ^ 無党派層の研究に注力 asahi.com 2004.6.17
- ^ 沖縄の基地問題や日米同盟のあり方について継続的に研究 インディペンデント・ウェブ・ジャーナル 2015.11.17
- ^ 沖縄の基地問題や日米同盟のあり方について継続的に研究 日本記者クラブ会見レポート 2015.11.18
- ^ 官庁の委託調査に携わる 国会図書館"橋本リサーチコーポレーション"
- ^ 政策研究大学院大学開学と同時に教授就任 政策研究大学25周年誌 P.35