橋本渉 (情報工学者)
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橋本 渉(はしもと わたる)は、日本の情報工学者。大阪工業大学情報科学部情報メディア学科教授。工学博士(筑波大学)。第一種情報処理技術者・高度情報処理技術者(ES)。日本バーチャルリアリティ学会ハプティクス研究委員会委員・IVRC2021アドバイザ。システム制御情報学会編集委員会編集委員 [1][2]。
主な専門は、情報メディア(VR/AR・ 没入型ディスプレイ、ハプティクスなど)、知能情報処理・ディープラーニング・数値解析(MATLABなど)、 ヒューマン・インタフェース/マルチモーダル・インタフェース[3] [4]。
経歴
[編集]1995年筑波大学第三学群工学システム学類卒業。2000年同大学大学院工学研究科知能機能工学専攻博士課程修了、工学博士(筑波大学)。筑波大学機能工学系助手を経て、2002年大阪工業大学情報科学部に着任。講師、准教授を経て、2020年より同学部情報メディア学科教授。
主な所属は、日本バーチャルリアリティ学会、ヒューマンインタフェース学会、システム制御情報学会、計測自動制御学会、日本バイオフィードバック学会、画像電子学会など。
主な研究
[編集]- 没入型VRプログラミング環境における操作インタフェースの検証
- 没入型球面ディスプレイによるドライビングシミュレーション/危険予測に関する考察
- ARのための実物体形状の合成提示
- マルチモーダルな情報提示とバイオフィードバックへの応用可能性
- ディープラーニングを用いた道路標識検出のための3DCGシミュレーションに基づく学習データセットの検討
情報メディア学の対外啓蒙活動として、高校生向けにVRの紹介やその開発に必要となるUnityに関する講義(京都すばる高校 2021)を行っている[5]。大阪工業大学梅田キャンパスで開催された「ヒューマンインタフェースシンポジウム2017」にて、MATLAB講習会(〜機械学習によるまばたきのリアルタイム認識)オーガナイザも務めている[6]。また、日本バーチャルリアリティ学会ハプティクス研究委員会との共同活動で、関西圏大学のVR研究室ラボツアー2021も行っている[7]。
脚注
[編集]- ^ https://ivrc.net/2021/committee/
- ^ http://www.sighaptics.org/index.php?委員一覧
- ^ https://www.oit.ac.jp/japanese/voice/joho/detail.php?id=201410002
- ^ https://www.oit.ac.jp/laboratory/room/63
- ^ http://www.kyoto-be.ne.jp/subaru-hs/mt/school/2021/06/post-267.html
- ^ https://www.his.gr.jp/upload/event/HI2017_program.pdf
- ^ http://www.sighaptics.org/index.php?第27回研究会