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橘ノ圓満

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
橘ノ円満から転送)
たちばな圓満えんまん
本名 星野ほしの 晴紀はるとし
生年月日 (1964-01-08) 1964年1月8日(60歳)
出身地 日本の旗 日本東京都台東区
師匠 三代目橘ノ圓
五代目三遊亭圓馬(破門)
名跡 1. 橘ノ冨多葉
(2002年 - 2006年)
2. 橘ノ圓満
(2006年 - )
出囃子 大拍子
活動期間 2002年 -
活動内容 落語家
所属 落語芸術協会

橘ノ 圓満(たちばなの えんまん、1964年1月8日 - )は、東京都台東区上野出身[1]落語家落語芸術協会所属。本名∶星野 晴紀

「圓満」の名はかつては「三遊亭圓満」や「橘家圓満」として名乗った。

経歴

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日本大学豊山高等学校卒業。最初は、天狗連で「三龍亭多留満」または「遊喜家多留満」[2]の名前で活動していた[3]

2002年2月、三代目橘ノ圓に入門。冨多葉を名乗る。

2006年11月、二ツ目に昇進し圓満に改名。

2012年伊豆急行オモシロ駅長に就任[4]

2014年5月、師匠の橘ノ圓が死去したため兄弟子五代目三遊亭圓馬の門下となる。

2016年5月、真打昇進[5]落語芸術協会所属の落語家では、2022年現在最高齢となる52歳での真打昇進である[6]

2020年11月10日、師匠の圓馬から破門を言い渡され名前の返上を求められたが[7][8][9]、引き続き「橘ノ圓満」名義で活動している。

人物

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得意ネタは、「豊竹屋」、「試し酒」など。三代続いた江戸っ子である[5]

噺家の形態模写が得意。

脚注

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  1. ^ もとは、上野の老舗日本料理屋「行徳」の若旦那であった(読売新聞地域版(東京23区)
  2. ^ 藤田本草堂 (平成16年4月15日). 本草堂江戸噺の出演者(富久寄席同人). 相模書房. p. 352. ISBN 4782404069 
  3. ^ 都笑亭からの飛翔 プロ入りした人たち”. 都笑亭(Twilight-tei とわいらいとてい). 2019年9月13日閲覧。[リンク切れ]
  4. ^ 橘ノ圓満が伊豆急行の『駅長』に就任しました!”. 新着情報. 落語芸術協会 (2012年4月11日). 2021年2月21日閲覧。
  5. ^ a b “落語芸術協会新真打ち昇進会見”. デイリースポーツ. (2016年3月24日). https://www.daily.co.jp/newsflash/gossip/2016/03/24/0008922397.shtml 2016年3月24日閲覧。 
  6. ^ 二位は春風亭柳雀(2022年5月真打昇進、真打昇進時51歳)。落語協会では、真打昇進時の最高齢は柳家海舟(2015年真打昇進時57歳)である。
  7. ^ 三遊亭 圓馬(@emba_info) (2020年11月10日). “本日は千穐楽。”. twitter. 2021年2月18日閲覧。 “本日の午後をもちまして、一門の者一名を破門に致しました。”
  8. ^ 三遊亭 圓馬(@emba_info) (2020年11月10日). “依って、誠に苦渋なる決断ではありますが、本日当人に申し伝えました。”. twitter. 2021年2月18日閲覧。
  9. ^ 名前が入ったツイートもあったが削除されている。

外部リンク

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