コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

橘髙重義

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

橘髙 重義(きったか しげよし、1915年 - 2007年12月8日[1]) は、日本化学者学校法人東京理科大学理事長、東京理科大学山口短期大学学長、山口東京理科大学学長、日本私立大学協会会長などを歴任した。勲二等瑞宝章受章。

人物・経歴

[編集]

岡山県出身[2][3]。1938年東京物理学校(現東京理科大学)理化学部卒業[4]応用物理学専攻[2]。1959年北海道大学理学博士[5]。1978年静電気学会功績賞受賞[6]。同年から学校法人東京物理学園理事長を務め[7]、東京理科大学の全国規模への拡大を行うなどした[8]

1987年東京理科大学山口短期大学学長[7]文部省大学審議会委員[9]静電気学会顧問[10]日本障害者高等教育支援センター会長や[11]日本私立大学協会会長等も務め[12]、1992年日本私立大学団体連合会会長[13]。同年勲二等瑞宝章受章[14]。1995年山口東京理科大学学長[7]

著書

[編集]
  • 『物理演習 : 理工・医薬向』学文社 1962年
  • 『プラスチックの帯電防止』日刊工業新聞社 1967年
  • 『電子のはなし』岩崎書店 1969年
  • 『物理学校の伝説』すばる書房 1982年
  • 『東京理科大学の展望』東京理科大学出版会 1986年
  • 『科学技術教育の新思想』大学教育研究所 1992年

脚注

[編集]
  1. ^ 橘髙前会長を「偲ぶ会」 役員等が別れを告げる」『教育学術オンライン』第2306号、、日本私立大学協会、2008年2月27日。2022年1月21日閲覧。
  2. ^ a b 「個々の才能が花開く社会/橘髙重義/p12~15」大学時報 = University current review 35(186)(200)
  3. ^ 地域で科学技術教育を・・・ふるさと対談・・・橘高重義氏と福田信之氏・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(山陽新聞記事)・・・106巻1号~56巻12号 (18K) 底本の書名 讃岐公論 入力者   渡辺浩三 校正者   平松伝造
  4. ^ 訃報東京理科大学維持会
  5. ^ 高分子物質の静電気発生について 橘高, 重義 キッタカ, シゲヨシ
  6. ^ 功績賞静電気学会
  7. ^ a b c 学校法人東京理科大学の沿革東京理科大学
  8. ^ 理研 和光地区 一般公開2018 part1東京理科大学新聞 オンライン
  9. ^ 官報昭和62年本紙第18178号 15頁
  10. ^ 静電気学会誌 9(5)(48)
  11. ^ 『大学における障害学生支援のあり方』
  12. ^ 045.pdf日本工業大学
  13. ^ 日本私立大学団体連合会
  14. ^ 官報平成4年号外第58号 10頁
先代
平川仲五郎
学校法人東京理科大学理事長
第3代:1978年 - 1997年
次代
坂部三次郎
先代
新設
山口東京理科大学学長
初代:1995年 - 1999年
次代
明畠高司