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櫛部荒熊

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櫛部荒熊

櫛部 荒熊(くしべ あらくま[1]1871年2月23日明治4年1月5日[2]) - 1950年昭和25年)2月15日[1])は、日本の弁護士[3]政治家衆議院議員(静岡県第2区選出、当選1回)[1][4]

経歴

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長門国萩(現在の山口県萩市)出身[4]。山口県士族・櫛部善人の長男[3]。川島小学校より萩中学校及び山口中学校を経て司法省文部省認定[4]1903年(明治36年)、明治法律学校(現在の明治大学)を卒業し、翌年に弁護士試験に合格した[5]

東京弁護士会評議員、台湾台中弁護士会長、日本弁護士協会理事などを務めた[1][5]

1930年(昭和5年)、第17回衆議院議員総選挙に出馬し、当選を果たした。立憲民政党に所属した[1]

その他、新宝石油取締役、日本煉瓦社長などを務めた[1]

人物

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住所は東京市葛飾区青戸町1丁目[3]

家族

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櫛部家

脚注

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  1. ^ a b c d e f 『議会制度七十年史 第11』く174頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2024年7月1日閲覧。
  2. ^ 衆議院『第60回帝国議会衆議院議員名簿』、1931年。
  3. ^ a b c d e 『人事興信録 第13版 上』ク28頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2024年7月1日閲覧。
  4. ^ a b c d 『国会大鑑 衆議院篇』112 - 113頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2024年7月2日閲覧。
  5. ^ a b 代表的人物及事業 1913.

参考文献

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  • 『代表的人物及事業』時事通信社、1913年。 
  • 人事興信所編『人事興信録 第13版 上』人事興信所、1941年。
  • 志村儀亥知『国会大鑑 衆議院篇』産業経済社、1954年。
  • 衆議院・参議院編『議会制度七十年史 衆議院議員名鑑』大蔵省印刷局、1962年。