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櫻井武雄 (男爵)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

櫻井 武雄(桜井、さくらい たけお、1887年明治20年)9月27日[1] - 1972年昭和47年)4月20日[1][2])は、日本の海軍軍人機関科)、政治家華族。最終階級は海軍大佐貴族院男爵議員

経歴

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東京府化学者櫻井錠二の三男として生まれる[1][3]。父の死去に伴い、1939年(昭和14年)3月15日に男爵を襲爵した[1][4]

1910年(明治43年)11月24日、海軍機関学校(19期[5])を卒業し[6]1911年(明治44年)12月1日、海軍機関少尉に任官した[2][6]肥前分隊長、横須賀海兵団分隊長、海軍機関学校教官、海軍砲術学校教官、八雲機関長、衣笠機関長などを歴任[2]。海軍大佐に進み、1932年(昭和7年)予備役に編入された[2][3]

1944年(昭和19年)3月30日、貴族院男爵議員補欠選挙で当選し[2]公正会に所属して活動し、1946年(昭和21年)3月4日に辞職した[2][7]。その他、三菱石油川崎製油所機械課長、理研工業顧問、帝国光学工業相談役、中央理化工業相談役、高津航空工業専務などを務めた[2][3]

栄典

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親族

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脚注

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  1. ^ a b c d e 『平成新修旧華族家系大成』上巻、665-666頁。
  2. ^ a b c d e f g 『議会制度百年史 - 貴族院・参議院議員名鑑』72頁。
  3. ^ a b c 『人事興信録』第14版 上、サ124頁。
  4. ^ 『官報』第3657号、昭和14年3月16日。
  5. ^ 『日本海軍士官総覧』630頁。
  6. ^ a b 『陸海軍将官人事総覧 海軍篇』277頁。
  7. ^ 『官報』第5752号、昭和21年3月19日。
  8. ^ 『官報』第1324号「叙任及辞令」1916年12月29日。
  9. ^ 『官報』第58号「叙任及辞令」1927年3月12日。

参考文献

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  • 人事興信所編『人事興信録』第14版 上、1943年。
  • 外山操編『陸海軍将官人事総覧 海軍篇』芙蓉書房出版、1981年。
  • 衆議院・参議院編『議会制度百年史 - 貴族院・参議院議員名鑑』大蔵省印刷局、1990年。
  • 霞会館華族家系大成編輯委員会編『平成新修旧華族家系大成』上巻、社団法人霞会館、1996年。
  • 海軍義済会編、戸高一成監修『日本海軍士官総覧』柏書房、2003年( 「海軍義済会員名簿(昭和十七年七月一日調)」(海軍義済会、昭和18年刊)の復刻版)。


日本の爵位
先代
櫻井錠二
男爵
櫻井(錠二)家第2代
1939年 - 1947年
次代
華族制度廃止