櫻井武雄 (男爵)
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櫻井 武雄(桜井、さくらい たけお、1887年(明治20年)9月27日[1] - 1972年(昭和47年)4月20日[1][2])は、日本の海軍軍人(機関科)、政治家、華族。最終階級は海軍大佐。貴族院男爵議員。
経歴
[編集]東京府で化学者・櫻井錠二の三男として生まれる[1][3]。父の死去に伴い、1939年(昭和14年)3月15日に男爵を襲爵した[1][4]。
1910年(明治43年)11月24日、海軍機関学校(19期[5])を卒業し[6]、1911年(明治44年)12月1日、海軍機関少尉に任官した[2][6]。肥前分隊長、横須賀海兵団分隊長、海軍機関学校教官、海軍砲術学校教官、八雲機関長、衣笠機関長などを歴任[2]。海軍大佐に進み、1932年(昭和7年)予備役に編入された[2][3]。
1944年(昭和19年)3月30日、貴族院男爵議員補欠選挙で当選し[2]、公正会に所属して活動し、1946年(昭和21年)3月4日に辞職した[2][7]。その他、三菱石油川崎製油所機械課長、理研工業顧問、帝国光学工業相談役、中央理化工業相談役、高津航空工業専務などを務めた[2][3]。
栄典
[編集]親族
[編集]脚注
[編集]参考文献
[編集]- 人事興信所編『人事興信録』第14版 上、1943年。
- 外山操編『陸海軍将官人事総覧 海軍篇』芙蓉書房出版、1981年。
- 衆議院・参議院編『議会制度百年史 - 貴族院・参議院議員名鑑』大蔵省印刷局、1990年。
- 霞会館華族家系大成編輯委員会編『平成新修旧華族家系大成』上巻、社団法人霞会館、1996年。
- 海軍義済会編、戸高一成監修『日本海軍士官総覧』柏書房、2003年( 「海軍義済会員名簿(昭和十七年七月一日調)」(海軍義済会、昭和18年刊)の復刻版)。
日本の爵位 | ||
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先代 櫻井錠二 |
男爵 櫻井(錠二)家第2代 1939年 - 1947年 |
次代 華族制度廃止 |