欧州連合離脱大臣
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(欧州連合離脱担当大臣から転送)
イギリス 欧州連合離脱大臣 Secretary of State for Exiting the European Union | |
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国王(女王)陛下の政府の紋章 | |
種類 | 欧州連合離脱省 |
所属機関 | 内閣 |
担当機関 | 植民地省 |
指名 | 首相 |
任命 | 国王(女王) |
初代就任 | デイヴィッド・デイヴィス |
創設 | 2016年7月13日 |
最後 | ステファン・バークレー |
廃止 | 2020年1月31日 |
欧州連合離脱大臣(おうしゅうれんごうりだつだいじん、英語: Secretary of State for Exiting the European Union)は、かつてイギリスにおいて設置されていた閣僚ポスト。EU離脱大臣、ブレグジット大臣(Brexit Secretary)などとも呼ばれる[1]。
概説
[編集]2016年6月23日に行われたイギリスの欧州連合 (EU) 離脱を巡る国民投票の結果、離脱派が多数となり、イギリスのEUからの離脱が決定した[2][3]。これを受け、デイヴィッド・キャメロンが首相辞任を表明して第2次キャメロン内閣が総辞職し、後任のテリーザ・メイ首相率いるメイ内閣(第1次)が組閣され[4]、主にEU離脱問題を担当する閣僚ポストとして、欧州連合離脱大臣が新設された。
それまでのエネルギー・気候変動省をメイ政権下で新設されたビジネス・エネルギー・産業戦略省へ吸収し、空いたスペースに欧州連合離脱省を設置することとなった[3][5]。
2020年1月31日午後11時にイギリスはEUからの離脱を果たし、欧州連合離脱省も廃止された[6]。
歴代大臣
[編集]政党別色分け
保守党
名前 | 肖像 | 在任 | 政党 | 首相 | |||
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デイヴィッド・デイヴィス | 2016年7月13日 | 2018年7月8日 | 保守党 | テリーザ・メイ | |||
ドミニク・ラーブ | 2018年7月9日 | 2018年11月15日 | 保守党 | ||||
ステファン・バークレー | 2018年11月16日 | 2019年7月24日 | 保守党 | ||||
2019年7月24日 | 2020年1月31日 | ボリス・ジョンソン |
脚注
[編集]- ^ Cecil, Nicholas (14 July 2016). “Brexit Secretary David Davis says UK 'will quit the EU in December 2018'”. Evening Standard 14 July 2016閲覧。
- ^ David Davis appointed to lead Britain's Brexit negotiations, Reuters (13 July 2016).
- ^ a b Matt Foster, New Department for Business, Energy and Industrial Strategy swallows up DECC and BIS — full details and reaction, Civil Service World (14 July 2016).
- ^ "New ministerial appointment July 2016: Secretary of State for Exiting the European Union" (Press release). Prime Minister's Office, 10 Downing Street. 13 July 2016.
- ^ Adam Taylor, David Davis: The man in charge of getting Britain out of the E.U., Washington Post (14 July 2016).
- ^ “Department for Exiting the European Union has closed”. イギリス政府電子サービス. 2020年2月17日閲覧。