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歌と踊り (ルイス=ピポー)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

歌と踊り』(うたとおどり、西: Canción y danza)は、アントニオ・ルイス=ピポーが作曲したギターのための6曲の作品群[1]。18歳のときに、親しい友人ナルシソ・イエペスのために作曲した『歌と踊り 第1番』は、ルイス=ピポーの名を世に広めた[2]。この曲は抒情的な「歌」とリズミカルな「踊り」で構成されている。一見してシンプルな響きに聞こえるが、洗練された気分と音色の鮮やかな対比がみられる[3]

第1番は演奏される機会も多く、多くのギタリストが録音している。山下和仁の『鳥の歌/小品集』(1991年6月録音、9月発売)や荘村清志『デビュー45周年記念 アルハンブラの想い出』[4]といったディスクに収録されている。イエペスの20枚組『ソロ録音全集』にも収録されている[5]

藤井眞吾2011年4月23日の演奏会で、カタルーニャの作曲家フェデリコ・モンポウの『歌と踊り 第10番』とルイス=ピポーの『歌と踊り 第2番』を弾き比べた[6]

参考文献

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  1. ^ 6 Canciones and Danzas, for guitar”. Classical Archives. 2017年4月28日閲覧。
  2. ^ (English) Handbook of Guitar and Lute Composers. Mel Bay Publications, Inc.. (2007). p. 172. ISBN 0786658444 
  3. ^ Cancion Y Danza No 1 by Antonio Ruiz Pipo”. CLASSCLEF (2011年12月21日). 2017年4月28日閲覧。
  4. ^ 荘村清志”. 荘村清志. 2017年4月28日閲覧。
  5. ^ スペインの伝説的ギタリスト、ナルシソ・イエペス 『ソロ録音全集』(20枚組)”. Tower Record (2017年4月14日). 2017年4月28日閲覧。
  6. ^ 藤井眞吾 (2011年4月23日). “藤井眞吾 コンサートシリーズ - 2011”. manzana. 2017年4月28日閲覧。