歌の贈りもの (バリー・マニロウのアルバム)
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『歌の贈りもの Tryin' to Get the Feeling』 | ||||
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バリー・マニロウ の スタジオ・アルバム | ||||
リリース | ||||
ジャンル | ポップ、イージーリスニング | |||
時間 | ||||
レーベル | アリスタ・レコード | |||
プロデュース | バリー・マニロウ、ロン・ダンテ | |||
バリー・マニロウ アルバム 年表 | ||||
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『Tryin' to Get the Feeling』収録のシングル | ||||
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『歌の贈りもの』(うたのおくりもの、Tryin' to Get the Feeling)は、1975年にリリースされた、シンガーソングライター、バリー・マニロウの3枚目のスタジオ・アルバム。このアルバムには、英語原題におけるタイトル・トラックである「フィーリング (Tryin' to Get the Feeling Again)」や、ヒット曲となった 「ニューヨーク・シティ・リズム」、「バンドスタンド・ブギー」(ABCの長寿番組『American Bandstand』のテーマ曲)、「歌の贈りもの」などが収録されている。このアルバムは、トリプル・プラチナに認定された。
アルバム・カバーの表と裏のカバー・アートは、後にレイ・スティーヴンスによってパロディ化され、「I Need Your Help, Barry Manilow」という楽曲も収録された1979年のアルバム『The Feeling's Not Right Again』のカバーとなった。
収録曲の中で、見過ごされがちな楽曲は、「あの娘はスター (She's a Star)」である。イノック・アンダーソン (Enoch Anderson) による歌詞は、ある女性歌手の、名声を得ようとする闘いと、舞台を恐れる気持ちを、バンド・メンバーの視点から描いたもので、一部ではこの内容を、ソロで成功したマニロウに対するベット・ミドラーの気持ちを歌ったものだと見る向きもある。この曲は、2011年にマニロウが取り組んだロック・オペラ『15 Minutes』では、主人公が男性であることに合わせて「He's a Star」とした上で、当世風のアップテンポな編曲が施された。
専門評論家によるレビュー | |
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レビュー・スコア | |
出典 | 評価 |
Allmusic | link |
Robert Christgau | C− link |
Rolling Stone | (unfavorable) link |
トラック
[編集]Side one
[編集]- ニューヨーク・シティ・リズム (New York City Rhythm) (バリー・マニロウ、マーティ・パンザー) - 4:42
- フィーリング (Tryin' to Get the Feeling Again) (デヴィッド・ポメランツ) - 3:51
- 二人で生きよう (Why Don't We Live Together)(Phil Galdston、Peter Thom)- 2:54
- バンドスタンド・ブギー (Bandstand Boogie)(Charles Albertine、ラリー・エルガート、レス・エルガート、ボブ・ホーン、バリー・マニロウ、Bruce Sussman)- 2:49
- 去りゆく人 (You're Leaving Too Soon)(バリー・マニロウ、イノック・アンダーソン)- 3:30
- あの娘はスター (She's a Star)(バリー・マニロウ、イノック・アンダーソン)- 4:16
Side two
[編集]- 歌の贈りもの (I Write the Songs) (ブルース・ジョンストン) - 3:51
- 希望を胸に (As Sure as I'm Standin' Here) (アドリエンヌ・アンダーソン、バリー・マニロウ) - 4:50
- ナイス・ボーイ (A Nice Boy Like Me)(バリー・マニロウ、イノック・アンダーソン)- 3:58
- レイ・ミー・ダウン (Lay Me Down) (ラリー・ウェイス) - 4:20
- 愛しのミュージック (Beautiful Music)(バリー・マニロウ、マーティ・パンザー) - 4:32
CD ボーナストラック
[編集]- I'll Make You Music(アドリエンヌ・アンダーソン、バリー・マニロウ) - 2:34 - 2006年リマスター盤のボーナストラック
- Marry Me a Little(スティーヴン・ソンドハイム)- 3:38 - 1998年盤、および、2006年リマスター盤のボーナストラック
パーソネル
[編集]- バリー・マニロウ - ボーカル、ピアノ
- チャーリー・ブラウン (Charlie Brown)、シド・マッギニス - ギター
- スティーヴ・ドナヘイ (Steve Donaghey) - ベース
- アラン・アクセルロッド (Alan Axelrod) - キーボード
- リー・ガースト (Lee Gurst) - ドラムス
- ジミー・マーレン - パーカッション
- The Flashy Ladies (Debra Byrd, Reparata)、ラモーナ・ブルックス、ロン・ダンテ - バックグラウンド・ボーカル