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歌川 国兼(うたがわ くにかね、生没年不詳)とは、江戸時代の浮世絵師。
初代歌川豊国の門人。歌川の画姓を称し一豊斎と号す。作画期は文政の頃で、草双紙の挿絵や役者絵などを手がけている。
- 『寛能上人御法画解』 合巻 ※関亭伝笑作、文政10年(1827年)刊行
- 『河内国姥火』 合巻 ※南杣笑楚満人一世遺稿、関亭伝笑作、文政11年刊行
- 『安達織作廻国伝』 合巻 ※関亭伝笑作、文政12年刊行。英笑と共画
- 「菅原伝授手習鑑」 大判錦絵2枚続
- 「あだくらべ美人五節句」 大判錦絵
- 「座頭のけんか」 中判錦絵
- 「新版道中双六」 双六絵 ※袋絵とも
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