歌川芳貞
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歌川 芳貞(うたがわ よしさだ、生没年不詳)とは、江戸時代末期から明治時代初期にかけての浮世絵師。
来歴
[編集]歌川国芳の門人。歌川の画姓を称し一葉斎と号す。江戸馬喰町三丁目の旅宿駿河屋の主人であった。作画期は嘉永から明治初年頃にかけてで、明治6年(1873年)建立の一勇斎歌川先生墓表に「芳貞」の名が見られる。
作品
[編集]- 『神事行燈』 ※美図垣笑顔作、安政元年(1854年)刊行。第四編の挿絵を芳貞が担当
- 「浅草金龍山広小路之図」 大判錦絵3枚続 江戸東京博物館所蔵 ※明治期
参考文献
[編集]- 井上和雄 『浮世絵師伝』 渡辺版画店、1931年 ※国立国会図書館デジタルコレクションに本文あり[1]。
- 日本浮世絵協会編 『原色浮世絵大百科事典』(第2巻) 大修館書店、1982年 ※132頁
- 市古貞次ほか編 『国書人名辞典』(第一巻) 岩波書店、1996年 ※238頁