正木伸城
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正木 伸城(まさき のぶしろ、1981年(昭和56年)- )は、日本の文筆家、出版物の編集者。東京都出身。
父親は創価学会の理事長(ナンバー2の役職)を務めた正木正明である。
経歴
[編集]東京都で生まれた。地元の公立の小学校を卒業後に、私立の創価中学校・高等学校を卒業し、創価大学(工学部)に進学し卒業した。
創価学会の上級幹部だった父親からの影響で、伸城も大学卒業後の2004年(平成16年)から創価学会の本部職員として勤務していた。20代の頃にうつ病になり悩んだ。30代の頃から創価学会の信仰に「疑念」を抱くようになった。
2016年(平成28年)に35歳の頃に創価学会の本部職員を退職した。ただし、創価学会は脱会していない。
2017年(平成29年)に創価学会とは無関係の一般企業の出版社や広告代理店に就職した。
2022年(令和4年)7月8日に「安倍晋三銃撃事件」が起きて、「宗教2世問題」に関心が高まると、正木自身も週刊誌『週刊文春』などで創価学会の信仰に関する体験談を語るようになった[1][2][3]。
幼い頃からの正木自身の創価学会の信仰に関する体験談を書籍化して、2023年(令和5年)6月27日にダイヤモンド社(出版社)から『宗教2世サバイバルガイド』として発売した[4]。
人物
[編集]- 父親が創価学会の上級幹部だった為に、「伸城(のぶしろ)」という名前は、創価学会の池田大作(名誉会長)から命名された。
- 趣味は読書。今までに読んだ書籍は約1万5000冊を超える。
- 好きな分野は哲学と仏教。
- 家族は妻と子供がいる。
書籍
[編集]脚注
[編集]- ^ “【鈴木エイトと正木伸城との対談】「創価学会の本部職員は辞めたけれど、創価学会は脱会はしていないんです」創価学会の元理事長の息子が鈴木エイトに明かした“宗教2世”の葛藤”. 文春オンライン (2022年12月25日). 2022年12月29日閲覧。
- ^ “「本部職員は辞めたが、脱会するつもりはない…現役の創価学会員が「宗教2世問題」で世間に訴えたいこと」 - 「PRESIDENT online」2023年(令和5年)6月29日に掲載”
- ^ “【創価学会元理事長・長男の苦悩】「修学旅行でお土産に買ったダルマを母親に捨てられ…信心はなくなっても学会はやめない事情」 - 『デイリー新潮』、2023年(令和5年)11月8日に掲載”
- ^ a b “『宗教2世サバイバルガイド』 - 2023年(令和5年)6月27日にダイヤモンド社から発売:正木伸城の著書)”
外部リンク
[編集]- 正木伸城 (@nobushiromasaki) - X(旧Twitter)
- 正木伸城 (@masakinobushiro) - Instagram