歩兵司令官
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歩兵司令官 (General der Infanterie) はドイツ国防軍陸軍における役職である。1939年10月から終戦まで存在した。
歴史
[編集]陸軍総司令部歩兵司令官 (General der Infanterie beim ObdH : Gen d Inf b ObdH) は、1939年10月10日に設立され、歩兵やその兵器に関するすべての問題について陸軍総司令官に助言する任務を負っていた。1943年から陸軍参謀総長に従属した。1943年4月1日、「快速部隊科 (Waffengattung „Schnelle Truppen“) 」が廃止されたことで自転車部隊と乗馬部隊の責任を引き継いだ。
1944年11月25日にベルリンに移転し、その際名称に「陸軍総司令部の (im OKH)」が付加され、第2監察部に割り当てられた。司令官は野戦部隊及び予備部隊の顧問にもなった。
司令官
[編集]- オイゲン・オット少将/中将 - 1939年10月から1941年3月
- 不明
- フリードリヒ・ヘルライン少将/中将 - 1942年2月中旬から1943年10月上旬
- エーリッヒ・ヤシュケ歩兵大将 - 1943年10月中旬から1945年5月
参謀長
[編集]- エーリッヒ・ヤシュケ大佐 - 1939年10月から1941年3月
- 不明
- フランツ・シュリーパー大佐 - 1944年5月から1944年8月まで
- 不明
文献
[編集]- https://www.archivportal-d.de/item/LGFUE72UA5JNSEOSA4YYS3NAAVWVBSVJ
- https://invenio.bundesarchiv.de/invenio/main.xhtml
- ゲオルグ・テッシン: Verbände und Truppen der Deutschen Wehrmacht und Waffen-SS im Zweiten Weltkrieg 1939–1945. Band 14, Biblio-Verlag, Osnabrück, 1980, S. 267.