歯科理工学
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歯科理工学(しかりこうがく、英語:dental materials and devices)は基礎歯学の一分野[1]であり、顎口腔領域で用いられる種々の材料・器械・器具について生体全体の観点から研究を行う学問である[2]。近年、歯科材料の発展はめざましく、基礎歯学としての歯科理工学の重要性はさらに増してきている。
歴史
[編集]歯科理工学という言葉が最初に現れたのは、1928年に東京高等歯科医学校の設立時に島峰徹が当時使われていた歯科材料学等ではなく、歯科理工学という言葉を選んだ際である[3]。1947年には歯科教育審議会の教授要項に「歯科理工学」として取り上げられ、1950年には「歯科理工学」という題名の書籍が出版された[3]。
関係する学会
[編集]脚注
[編集]出典
[編集]参考文献
[編集]- 歯科医学大辞典編集委員会 編『歯科医学大辞典縮刷版』(第1版第6刷)医歯薬出版、東京都文京区、2001年1月20日。ISBN 978-4-263-44010-0。
- 榊原悠紀田郎「巌 真教 帝大医学部出身で歯科理工学の教授となった変わり種 歯科理工学の原理主義者」『続歯記列伝』(第1版)クインテッセンス出版、東京都文京区、2005年5月10日、42-44頁。ISBN 4874178529。 NCID BN13665318。
- 中村正明、武田昭二、今井弘一、大島浩、川原大、小杉博基、橋本典也 著、中村正明、武田昭二 編『目で見る歯科理工学 -歯科領域と生体材料-』(第1版第4刷)医歯薬出版、東京都文京区、2000年1月20日。ISBN 4-263-45130-9。