コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

殷山郡

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
殷山から転送)
平安南道 殷山郡
位置
各種表記
チョソングル: 은산군
漢字: 殷山郡
日本語読み仮名: いんざんぐん
片仮名転写: ウンサン=グン
ローマ字転写 (MR): Ŭnsan kun
統計(2008年
面積: 501.4 km2
総人口: 206,407 人
人口密度: 411.66 人/km2
行政
国: 朝鮮民主主義人民共和国の旗 朝鮮民主主義人民共和国
上位自治体: 平安南道
テンプレートを表示

殷山郡(ウンサンぐん)は、朝鮮民主主義人民共和国平安南道に属する

地理

[編集]

隣接行政区

[編集]

行政区域

[編集]

1邑・5労働者区・16里を管轄する。

  • 殷山邑(ウンサヌプ)
  • 九峯労働者区(クボンノドンジャグ)
  • 聖山労働者区(ソンサンノドンジャグ)
  • 梓洞労働者区(チェドンノドンジャグ)
  • 天聖労働者区(チョンソンノドンジャグ)
  • 鶴山労働者区(ハクサンノドンジャグ)
  • 南玉里(ナモンニ)
  • 南源里(ナムォンニ)
  • 大陽里(テヤンニ)
  • 東三里(トンサムニ)
  • 龍化里(リョンファリ)
  • 柳洞里(リュドンニ)
  • 柳井里(リュジョンニ)
  • 望日里(マンイルリ)
  • 密田里(ミルチョンニ)
  • 修徳里(スドンニ)
  • 首陽里(スヤンニ)
  • 水源里(スウォンニ)
  • 崇化里(スンファリ)
  • 新倉里(シンチャンニ)
  • 延合里(ヨナムニ)
  • 済賢里(チェヒョンニ)

歴史

[編集]

前近代・近代

[編集]

高麗時代の983年に殷州が置かれ、1238年に殷山郡となった。

朝鮮王朝時代の1414年には慈山郡に編入されるが、翌1415年に殷山県が置かれた。

1895年に殷山郡となり(二十三府制)、1896年に平安南道所属となった(十三道制)。1907年に、順川郡に編入され、殷山郡は消滅した。

第二次世界大戦後

[編集]

第二次世界大戦後、殷山郡は北朝鮮政府によって設置・廃止・再設置される。

1952年12月、順川郡から殷山面・新倉面・密田面の全域と北倉面・仙沼面の各一部を分離し、殷山郡が置かれた(1邑1労働者区20里)。1974年には殷山郡が廃止され、順川郡に編入される。

1992年1月、順川市・北倉郡・成川郡の各一部が分割され、殷山郡が再設置される(1邑4労働者区17里)。1994年には1里を北倉郡に移管、1995年には順川市より一部を編入した。

2003年時点で、1邑5労働者区16里から構成される。

年表

[編集]

この節の出典[1]

  • 1992年1月 - 平安南道順川市殷山洞・殷浦洞・天聖洞・九峯洞・榟洞・富興洞・直洞・首陽洞・済賢里・崇化里・延合里・望日里・新倉里・水源里・修徳里・龍化里・柳井里・密田里・東三里および長鮮洞・ポンウ洞の各一部、北倉郡新坪里、成川郡南玉里・柳洞里・大陽里・南源里をもって、殷山郡を設置。(1邑5労働者区17里)
    • 殷山洞・殷浦洞・長鮮洞・ポンウ洞が合併し、殷山邑が発足。
    • 首陽洞が首陽里に降格。
    • 梓洞が梓洞労働者区に降格。
    • 九峯洞が九峯労働者区に降格。
    • 天聖洞が天聖労働者区に降格。
    • 直洞が直洞労働者区に降格。
    • 富興洞が富興労働者区に降格。
  • 1992年12月 - 直洞労働者区・富興労働者区が順川市に編入。(1邑3労働者区17里)
  • 1994年 - 新坪里が北倉郡に編入。(1邑3労働者区16里)
  • 1995年 - 順川市聖山洞・鶴山洞を編入。(1邑5労働者区16里)
    • 聖山洞が聖山労働者区に降格。
    • 鶴山洞が鶴山労働者区に降格。
    • 殷山邑の一部が崇化里に編入。

殷山郡(1952年-1974年)

[編集]
  • 1952年12月 - 郡面里統廃合により、平安南道順川郡殷山面・新倉面・密田面および北倉面・仙沼面の各一部地域をもって、殷山郡を設置。殷山郡に以下の邑・労働者区・里が成立。(1邑1労働者区19里)
    • 殷山邑・西南里・延合里・龍化里・修徳里・望日里・水源里・柳井里・東三里・密田里・榟洞労働者区・九峯里・天聖里・聖山里・甑山里・富山里・鎮山里・済賢里・南玉里・崇化里・首陽里
  • 1954年 (1邑1労働者区19里)
    • 殷山邑および水源里の一部が合併し、新倉里が発足。
    • 鎮山里および西南里の一部が合併し、殷山邑が発足。
    • 南玉里の一部が成川郡柳洞里に編入。
  • 1963年 - 九峯里が九峯労働者区に昇格。(1邑2労働者区18里)
  • 1967年 (1邑3労働者区17里)
    • 密田里の一部が梓洞労働者区に編入。
    • 水源里の一部が新倉里に編入。
    • 九峯労働者区の一部が柳井里に編入。
    • 天聖里が天聖労働者区に昇格。
  • 1972年 (1邑4労働者区16里)
    • 富山里が富山労働者区に昇格。
    • 成川郡岐倉里の一部が修徳里に編入。
  • 1974年5月 - 殷山郡廃止。
    • 南玉里および崇化里の一部が成川郡に編入。
    • 殷山邑・富山労働者区・甑山里・聖山里・天聖労働者区・九峯労働者区・密田里・東三里・柳井里・水源里・新倉里・望日里・修徳里・延合里・首陽里・済賢里・西南里・梓洞労働者区・龍化里および崇化里の大部が順川郡に編入。

交通

[編集]

脚注

[編集]

外部リンク

[編集]