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毎日タクシーグループ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
毎日タクシーグループ株式会社
まいにちグループ総合本部(2019年6月)
まいにちグループ総合本部(2019年6月)
種類 株式会社
本社所在地 日本の旗 日本
462-0016
愛知県名古屋市北区西味鋺一丁目110番[1]
北緯35度13分18.5秒 東経136度54分38.4秒 / 北緯35.221806度 東経136.910667度 / 35.221806; 136.910667座標: 北緯35度13分18.5秒 東経136度54分38.4秒 / 北緯35.221806度 東経136.910667度 / 35.221806; 136.910667
設立 1953年9月21日[2]
廃止 2024年1月30日(破産手続開始決定)
業種 陸運業
法人番号 1180001018246 ウィキデータを編集
事業内容 一般乗用旅客自動車運送事業
代表者 破産管財人 鈴木典行[3]
資本金 5,760万円
売上高 5億円(平成30年度)
従業員数 40名(社員)
4名(組合員)
外部リンク http://www.mainichi-group.com/
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毎日タクシーグループの車両

毎日タクシーグループ株式会社は、名古屋市に本社を置いていたタクシー事業者。毎日交通を主体に、名古屋地域の4社に営業所のあるタクシー会社のグループ(協同組合)だったが2022年に統合。毎日タクシーグループ株式会社に一本化された。

2024年1月30日に名古屋地方裁判所に破産を申請し、同日に破産手続開始決定を受けた[2][4]

概要

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車両の行灯は黄色の背景色と黒文字にビーグル犬のイラスト。保有する車両は、過去には小型車で三菱・ギャランを保有し、一時期はトヨタ・コンフォートで統一していた時期もあった。閉業時点ではトヨタ・コンフォートの他トヨタ・ジャパンタクシートヨタ・シエンタトヨタ・カムリトヨタ・bZ4X[5]を保有していた。

2004年(平成16年)4月、東京武三交通圏に認可を得て、大名古屋交通(東京営業所)とジーエルタクシー(旧大名古屋交通東京第二営業所)が進出し、当初は名古屋地域と同じ塗装のトヨタ・コンフォートだった。その後、黒塗りのトヨタ・プリウス/トヨタ・クラウンセダンGパッケージ/3ナンバーのスーパーサルーンなどのハイグレード車も導入していたが、2014年(平成26年)7月をもって東京武三地区から撤退した。

2022年(令和4年)4月には、毎日交通を存続会社にタクシー事業4社を統合した。

なお、毎日タクシーが東京・大阪[注釈 1]に、同名会社は毎日交通が大阪・福岡に、日本交通が東京(川鍋家系)・大阪(川鍋家系と澤家系が並列)・京都[注釈 2]・兵庫・鳥取・島根(以上澤家系)・山口・福岡[注釈 3]・沖縄に[注釈 4]三和交通が北海道・東京[注釈 5]・横浜・兵庫・宮崎・沖縄に存在するが[注釈 6]、いずれも資本・人的ともに無関係である。

また、毎日を名乗るが毎日新聞社毎日放送とも無関係である。

ただ毎日新聞中部本社が入居するミッドランドスクエアには、つばめ自動車名鉄交通の各グループと名古屋近鉄タクシーが入庫出来るほか当社も閉業まで入庫出来た。

  • 名古屋市内での統合前の総車両数: 357台(毎日交通76台、日本交通65台、大名古屋交通70台、三和交通146台)※2011年当時だがその後減車されている。

統合前のグループ構成会社

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毎日交通本社(2014年8月)
大名古屋交通(東京営業所)のタクシー

沿革

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  • 1953年昭和28年)9月 - 松竹タクシー株式会社として営業車両10台で設立する[7]
  • 1956年(昭和31年)3月 - 松竹タクシー株式会社が毎日交通株式会社に社名を変更する[7]
  • 1959年(昭和34年)12月 - 名城交通株式会社がグループに参入する[7]
  • 1960年(昭和35年)6月 - 日本交通株式会社がグループに参入する[7]
  • 1961年(昭和36年)11月 - 毎日交通株式会社が名古屋市北区安井町に営業所・車庫を新設する[7]
  • 1965年(昭和40年)7月 - 三和交通株式会社がグループに参入する[7]
  • 1972年(昭和47年)1月 - 大名古屋交通株式会社がグループに参入する[7]
  • 1975年(昭和50年)7月 - 毎日タクシー協同組合設立[7]
  • 2004年平成16年)4月 - 大名古屋交通株式会社が東京営業所を新設する[7]
  • 2005年(平成17年)11月 - 大名古屋交通株式会社が東京第2営業所を新設する[7]
  • 2008年(平成20年)12月 - 大名古屋交通株式会社東京第2営業所を分社しジーエルタクシー株式会社に改組する[7]
  • 2009年(平成21年)2月 - 三和交通株式会社が名城交通株式会社を吸収し、三和交通株式会社名城営業所と改組する[7]
  • 2010年(平成22年)
    • 8月 - 毎日交通株式会社が北営業所を廃止し本社営業所へ統合する[7]。三和交通株式会社が本社営業所を廃止し、名古屋営業所へ統合する[7]。三和交通株式会社が名古屋市北区西味鋺4丁目に車庫・仮眠所を新設する[7]
    • 9月 - グループ全車両にデジタル無線配車システム、GPS、カーナビを配置。
  • 2012年(平成24年)
    • 4月 - グループ全車両に防犯カメラ設置。
    • 11月 - ジーエルタクシーが事業所都合による閉鎖。東京タクシーグループに車両譲渡。
  • 2016年(平成28年)7月
    • トヨタ・シエンタ導入
    • 大名古屋交通東京営業所閉鎖。東京武三地区から撤退。
  • 2018年(平成30年)1月 - トヨタ・ジャパンタクシー導入
  • 2022年令和4年)4月 - タクシー事業4社を統合(合併)。毎日タクシーグループ株式会社発足。
  • 2024年(令和4年)1月 - 名古屋地方裁判所から破産手続開始決定を受ける。負債総額は2023年3月時点で約26億8300万円[2][4]

脚注

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注釈

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  1. ^ いずれも日本交通業務提携会社だが、後者は梅田交通グループで前者とは関係がない。
  2. ^ 2015年から2021年までは、川鍋家系と澤家系が並列していた。
  3. ^ 山口と福岡は山口県下関市に本社を置く日本交通産業が運営する日本交通である。また、日本交通産業はグループ企業として同県防府市に日本交通を運営している。
  4. ^ このほか、宮城にグリーンキャブ仙台支社が運営する日交タクシー(旧:日本自動車交通)がある。
  5. ^ 横浜市に本社を置き板橋区に東京営業所を置く同社日本交通業務提携会社)と荒川区に本社を置く同社国際自動車業務提携会社)がそれぞれある。
  6. ^ 2003年までは、京都にもあったがエムケイに吸収合併された。
  7. ^ 京葉線の高架下。のちに2015年から2020年まで日の丸自動車グループの日の丸交通TokyoBayが、2020年から2023年まで日本交通葛西営業所が、2023年から日本交通子会社のハロートーキョーが居抜きで入っている。
  8. ^ 現在の株式会社東京タクシー。
  9. ^ 現在の株式会社東京タクシー城北。

出典

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  1. ^ まいにちタクシーグループ. “グループ概要”. 2014年6月7日閲覧。
  2. ^ a b c TSR速報 毎日タクシーグループ(株)東京商工リサーチ 2024年1月31日
  3. ^ 追報:毎日タクシーグループ(株)/破産手続き開始決定 <名古屋市>JC-net. 2024年2月9日
  4. ^ a b 毎日タクシーが事業停止、負債26億円超 名古屋中心に展開、コロナ禍が打撃中日新聞 2024年1月30日
  5. ^ トヨタ新型EV「bz4x」がタクシーに 名古屋のタクシー会社「静かさや乗り心地を乗って確かめて」”. メ~テレニュース. 2024年2月1日閲覧。
  6. ^ TOKYO TAXI 東京タクシー 会社概要”. www.tokyotaxi.co.jp. 2022年9月12日閲覧。
  7. ^ a b c d e f g h i j k l m n o まいにちタクシーグループ. “沿革”. 2014年6月7日閲覧。

外部リンク

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