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民主国民党 (韓国 1949-1955)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
民主国民党
各種表記
ハングル 민주국민당
漢字 民主國民黨
発音 ミンジュグンミンダン
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民主国民党(みんしゅこくみんとう、略称:民国党)は、第一共和国下の韓国保守政党で、1949年2月に結成された。

概要

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韓国民主党(韓民党)の親日派イメージ刷新と、李承晩支持勢力を牽制(けんせい)するために、申翼熙大韓国民党池青天の大同青年団を統合して、1949年2月10日に結成された。韓民党の構成員や政治綱領・政策をそのまま継承しており、解放後、最初の保守野党として発足した。内閣責任制とそのための改憲を強く主張し、推進しつづけたが、選挙では李承晩大統領与党である自由党に敗北を続けた。その後、1954年11月29日、李承晩の終身政権を可能とするいわゆる「四捨五入改憲」が行われたことに反発した護憲同志会(護同)を中心に結成された民主党(1955年9月18日)に合流した。

結成時の党役員

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  • 委員長:申翼熙
  • 副委員長
  • 顧問
  • 政策委員会会長:羅容均
  • 総務部長:李晶夾

政綱・政策

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政綱

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  1. 大韓民国国民の発展を圖謀して民族の権利確保を期する。
  2. 特殊階級の独裁を否定する万民平等の民主政治実現を期する。
  3. 経済的機会均等を原則とする自由経済の樹立を期する。
  4. 民族文化を昂揚して世界文化に貢献することを期する。
  5. 人類の自由と幸福を基礎とした世界平和の樹立を期する。

政策

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  1. 国民基本自由の確保
  2. 国民基本生活の確保
  3. 重要な産業の国営または統制管理
  4. 農業経済の向上促進
  5. 工業化政策の樹立
  6. 勤労大衆本位の社会立法
  7. 文化施設の拡充と農村文化の普及促進
  8. 教育及び保険の機会均等
  9. 互恵の平等外交
  10. 国防力の充実

党勢推移

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年月日 議席数 得票率
国会議員選挙
1950年5月30日 第2代総選挙 24 9.7%
1954年5月20日 第3代総選挙 15 7.9%

参考文献

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関連項目

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