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水口憲哉

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

水口 憲哉(みずぐち けんや、1941年(昭和16年) - )は、日本の水産学者

満洲国大連で生まれ、東京新宿で育つ。東京水産大学(現東京海洋大学)で30数年、日本全国の漁業における環境問題、特に原子力発電所と漁場との関係について研究してきた。1970年より、原子力発電所・火力発電所ダムゴルフ場などの建設の影響を受ける各地の漁村をまわって、漁民らの研究会に数多く参加した。現在東京海洋大学名誉教授農学博士。人と魚と水の関係学専攻。

1970年 東京大学農学博士。論文は「オイカワ(Zacco platypus(T&S))の繁殖生態と分布域の拡大にともなう二三の形質の変異」[1]

夷隅東部漁協の組合員。千葉県いすみ市岬町の自宅に資源維持研究所を開設し、相談活動をおこなっている [2][3]

2012年東京電力福島原子力発電所事故調査委員会(国会事故調)参考人を務めた。

主要論文

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主要著作

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  • 『放射能がクラゲとやってくる』七つ森書館
  • 『釣と魚の科学』産報出版
  • 『反生態学』どうぶつ社
  • 『海と魚と原子力発電所』農文協
  • 『魚をまるごと食べたい』七つ森書館
  • 『魔魚狩り』フライの雑誌社
  • 『桜鱒の棲む川』フライの雑誌社
  • 『淡水魚の放射能 川と湖の魚たちにいま何が起きているのか』フライの雑誌社、2012年9月
  • 水口憲哉・明石昇二郎編著『別冊宝島1807号〈食品の放射能汚染完全対策マニュアル〜〇ベクレルの食卓を目指すためのバイブル〉』宝島社

脚注

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