水沼啓和
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水沼 啓和(みずぬま ひろかず、1965年8月1日 - 2018年12月20日)は日本のキュレーター。
概要
[編集]1992 (平成4) 年、慶應義塾大学文学部哲学科卒業、同大学大学院文学研究科修士課程入学、1994年修了。修士論文は「マルセル・デュシャンと展示制度:1913―68における言説と実践の推移」。同年4月、財団法人千葉市文化財調査協会 (千葉市美術館開設準備室担当) 学芸員となる。翌年11月、千葉市美術館にともない開館、同館に赴任[1]。長く人工透析を続けていたが、2018年に死去[1]。
企画
[編集]- 「ジョゼフ・コスース 1965―1999 訪問者と外国人、孤立の時代」(1999―2000年)[2]
- 「ダン・グレアムによるダン・グレアム展」(2003―04年)[3]
- 「瀧口修造とマルセル・デュシャン」(2011年)[4]
- 「須田悦弘展」(2012年)[5]
- 「赤瀬川原平の芸術原論 1960年代から現在まで」(2014年)
- 「杉本博司 趣味と芸術―味占郷/今昔三部作」(2015年)
- 「見立ての手法―岡崎和郎のWho’s Who」(2016年)
- 「小沢剛 不完全―パラレルな美術史」(2018年)
- 「1968年 激動の時代の芸術」(2018年)
受賞
[編集]脚注
[編集]- ^ a b “水沼啓和 :: 東文研アーカイブデータベース”. www.tobunken.go.jp. 2023年12月3日閲覧。
- ^ “ジョゼフ・コスース 1965-1999 訪問者と外国人、孤立の時代 | 展覧会カタログ”. 千葉市美術館. 2024年3月18日閲覧。
- ^ “ダン・グレアムによるダン・グレアム | 展覧会カタログ”. 千葉市美術館. 2024年3月18日閲覧。
- ^ “瀧口修造とマルセル・デュシャン | 展覧会カタログ”. 千葉市美術館. 2024年3月18日閲覧。
- ^ “水沼啓和 :: 東文研アーカイブデータベース”. www.tobunken.go.jp. 2024年3月18日閲覧。
- ^ “美術館連絡協議会”. birenkyo.jp. 2023年12月3日閲覧。
- ^ “「第27回 倫雅美術奨励賞」決定―優れた新鋭の美術評論家、美術史研究家を顕彰 | Art Annual online”. 2023年12月3日閲覧。