水野一晴
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水野 一晴(みずの かずはる、1958年- )は、日本の自然地理学者、京都大学大学院文学研究科名誉教授。
名古屋市生まれ。1982年名古屋大学文学部地理学科卒。1985年北海道大学大学院環境科学研究科修士課程修了、1990年東京都立大学 大学院理学研究科地理学専攻博士課程修了、「日本の高山植生の立地環境に関する研究」で理学博士。
1996年11月京都大学人間環境学研究科アフリカ地域研究専攻助教授、98年同アジア・アフリカ地域研究研究科助教授、2015年同文学研究科地理学専修教授。
河合塾で教壇に立っていたことがあり、人気講師として知られた[1]。
著書
[編集]- 『高山植物と「お花畑」の科学』古今書院 1999
- 『ひとりぼっちの海外調査』文芸社 2005
- 『神秘の大地、アルナチャル アッサム・ヒマラヤの自然とチベット人の社会』昭和堂 2012(2014年度日本地理学会賞【優秀著作部門】受賞)
- 『自然のしくみがわかる地理学入門 -「なぜ」がわかる地理学講義-』ベレ出版 2015
- 『Himalayan Nature and Tibetan Buddhist Culture in Arunachal Pradesh, India: A Study of Monpa』(L. Tenpaと共著)Springer 2015
- 『人間の営みがわかる地理学入門 -「なぜ」がわかる地理学講義-』ベレ出版 2016
- 『気候変動で読む地球史-限界地帯の自然と植生から-』(NHKブックス1240)NHK出版 2016
- 『世界がわかる地理学入門-気候・地形・動植物と人間生活』(ちくま新書1314)筑摩書房 2018
- 『世界と日本の地理の謎を解く』PHP研究所〈PHP新書〉、2021年5月。ISBN 978-4-569-84948-5。
- 『自然のしくみがわかる地理学入門』KADOKAWA〈角川ソフィア文庫〉、2021年6月。ISBN 978-4-04-400647-1。
- 『人間の営みがわかる地理学入門』KADOKAWA〈角川ソフィア文庫〉、2022年6月。ISBN 978-4-04-400706-5。
- 『地理学者、発見と出会いを求めて世界を行く!』筑摩書房 [ちくま文庫]、2023年2月。ISBN 978-4-480-43805-8。
- 『京大地理学者、なにを調べに辺境へ? 世界の自然・文化に迫る「実録・フィールドワーク」』ベレ出版、2024年4月。ISBN 978-4-86064-763-6。
編著
[編集]- 『植生環境学-植物の生育環境の謎を解く』編 古今書院 2001
- 『アフリカ自然学』編 古今書院 2005
- 『アンデス自然学』編 古今書院 2016
- 『ナミビアを知るための53章』編(永原陽子と共編) 明石書店 2016
- 『朽木谷の自然と社会の変容』編(藤岡悠一郎と共編)海青社 2019
- 『Glaciers, Nature, Water, and Local Community in Mount Kenya』編 (Y. Otaniと共編)Springer 2022
論文
[編集]脚注
[編集]- ^ 『現代日本人名録』2002年