永井秀夫
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永井 秀夫(ながい ひでお、1925年11月12日 - 2005年12月12日)は、東京市小石川区(現文京区)生まれの歴史学者。北海道大学名誉教授。専攻は日本近代史、北海道史。
来歴
[編集]- 1948年 - 東京大学文学部国史学科卒業
- 1953年 - 東京大学社会科学研究所研究員
- 1956年 - 北海道大学文学部講師
- 1962年 - 同助教授
- 1969年 - 同教授、文学部長・大学院文学研究科長(1978年 - 1980年)、文学部附属北方文化研究施設長(1984年 - 1989年)等を歴任。
- 1989年 - 停年退官、同名誉教授。4月、北海道武蔵女子短期大学教授
- 1994年 - 北海学園大学人文学部教授
- 2003年 - 同大学退職。11月、瑞宝中綬章受章[1]
- 2005年 - 札幌市内の病院で死去、享年81。
主な著書
[編集]- 『明治国家形成期の外政と内政』(北海道大学出版会、1990年)
- 『北海道の史跡を歩く』(北海道新聞社、1990年)
- 『近代日本と北海道「開拓」をめぐる虚像と実像』(河出書房新社、1998年)
- 『日本の近代化と北海道』(北海道大学出版会、2007年)
共著・その他
[編集]- 『新北海道史 1-3』(北海道、1971年-)
- 『北海道民権史料集』(北海道大学出版会、1999年)
- 『北海道の百年(県民100年史)』(山川出版社、1999)
- 『北海道と朝鮮人労働者 ―朝鮮人強制連行実態調査報告書』(札幌学院大学生活協同組合、2000年)
- 『北海道と沖縄』(札幌学院大学生活協同組合、2003年)
脚注
[編集]- ^ “平成15年秋の叙勲 瑞宝中綬章受章者” (PDF). 内閣府. p. 12 (2003年11月3日). 2003年11月24日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年4月30日閲覧。