永井龍之介
表示
永井 龍之介(ながい りゅうのすけ、1956年2月7日 - )は、日本の洋画商、永井画廊代表取締役。
略歴
[編集]早稲田中学校・高等学校を経て立教大学経済学部に進み、同大学を卒業。先代(永井三喜男)が六本木に1971年にオープンさせた東京アートギャラリーを、2年後に現在の名称に改名して銀座に拠点を移した。テレビ東京の番組「開運!なんでも鑑定団」のレギュラー鑑定士としても活躍した[1]。 「公募―日本の絵画―」を主宰し、無名画家や若手画家の発掘・発信に努めている。「公募 日本の絵画2016」はアーチストスペースF(埼玉県草加市両新田東町68-1 )で行われ、審査員は佐々木豊(画家)・千住博(画家)・布施英利(美術評論家)・永井龍之介(永井画廊)、特別審査員として、石坂浩二( 俳優)・吉井篤志(吉井画廊)が参加した[2]。 軽井沢千住博美術館の開設にあたり、2006年の美術館計画の発足から、開館する2011年3月まで館長として、作品収集、美術館の建設予定地選定に当たった[3][4]。
2016年1月、幻冬舎より『知識ゼロからの名画入門』を刊行した[5]。 出版記念会をトークショー(本書刊行秘話、「鑑定団」ウラ話)を交えて2016年1月30日(土)に開催した。本書では、名画の条件を「1.歴史性 2.後世への影響力 3.社会への影響力」の3点を挙げている。著者は画商の仕事を①美の第一発見者になること、②価値の定まった絵画を世に広く普及すること、の2点を挙げている[5]。
出演
[編集]- 開運!なんでも鑑定団 - テレビ東京
参考文献
[編集]- ^ TV東京. “鑑定士データ”. TV東京. 2017年4月15日閲覧。
- ^ “公募 日本の絵画2016”. 永井画廊. 2017年4月16日閲覧。
- ^ “インタビュー:永井画廊・永井龍之介代表 スペース無き「画廊」とは”. 株式会社 美術年鑑社 (2016年7月1日). 2017年4月16日閲覧。
- ^ “軽井沢千住博美術館”. 軽井沢千住博美術館. 2017年4月16日閲覧。
- ^ a b 『知識ゼロからの名画入門』幻冬舎、2016年、127頁。ISBN 4344903072。