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永大産業

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
永大産業株式会社
Eidai Co. Ltd.
本社(2019年)
種類 株式会社
市場情報
略称 EIDAI、永大
本社所在地 日本の旗 日本
559-8658
大阪市住之江区平林南2丁目10-60
設立 1946年7月29日
業種 その他製品
法人番号 7120001030374 ウィキデータを編集
事業内容 住宅設備の製造・販売
代表者 代表取締役社長 枝園 統博
資本金 32億8500万円
(2017年3月末日現在)
売上高 連結665億円
(2017年3月期)
営業利益 連結24億円
(2017年3月期)
純利益 連結23億円
(2017年3月期)
純資産 連結482億円
(2017年3月31日現在)
総資産 連結707億円
(2017年3月31日現在)
従業員数 1,371名
(2017年3月31日現在)
決算期 3月31日
関係する人物 深尾大
外部リンク https://www.eidai.com/
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永大産業株式会社(えいだいさんぎょう)は、大阪府大阪市住之江区平林南に本社を置く、床材やシステムキッチンなどの住宅設備を扱う企業である。1946年創業。

概要

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創業者の深尾茂1946年に大阪で、敗戦からの復興を目的として設立された合板製造業が始まり。1950年には日本で最初のプリント合板を製造し、戦災で住宅を失った人々に、新たな住宅を普及させた。このため同社は木材製品に強いことでもその名を知られる。

その後1960年代には事業を拡大、組み立てハウス事業(この分野ではいち早く大和ハウス工業が足を踏み入れていたため、のちに撤退せざるを得なくなる)やモーターボート販売などの事業に乗り出す。当時地震に強い住宅「永大ED工法ハウス」を発売してヒット商品となるが、不採算事業を多数抱えていたことや、撤退するタイミングを逃す間に経営状況が悪化、1978年会社更生法を申請、1800億円の負債を抱えて倒産。以後は床材システムキッチンなどの製造・販売を軸に事業を進め、2020年春にはノーリツの住宅システム製品(システムバスなど)事業を引き受けた[1][2][3][4][5][6]

1970年代にはTBS系の「時事放談」の番組スポンサーをつとめていたこともある。なお、かつて存在した玩具メーカーの永大(現在は倒産)とは資本・人材を通じて、関連性は一切ない。

2011年12月28日、33年ぶりに東証一部に指定された。

沿革

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主な商品

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  • システムキッチン
    • ゲートスタイルキッチンS-1
    • ピアサスS-1
    • ラフィーナエアプラス
    • セーフケアプラスキッチン

など

  • サニタリー
    • アクアージュ
    • ティレⅢ
    • セーフケアプラス洗面

など

  • システムバス
    • バノピア
  • 床材
    • フィールグレインフロア
    • エコメーッセージSフロア
    • セーフケアダイレクト
    • パワーアトム
    • ダイレクトエクセル

など

  • 室内階段
  • 木製建具
    • アーバンモード
    • アルティモード

など

番組スポンサー

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2022年現在、テレビやラジオなどでの広告活動はしていない。

脚注

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  1. ^ a b 国内事業の構造改革の実施に関するお知らせ”. 株式会社ノーリツ (2019年11月27日). 2020年7月13日閲覧。
  2. ^ a b ノーリツが希望退職で600名を削減 住宅システムから撤退”. 不景気ニュース (2019年11月27日). 2020年7月13日閲覧。
  3. ^ a b ノーリツ、住宅システム分野の生産開発から撤退”. 日本経済新聞 (2019年11月27日). 2020年7月13日閲覧。
  4. ^ a b 株式会社ノーリツの連結子会社の事業の一部譲受に向けた検討に関するお知らせ”. 永大産業 (2020年1月29日). 2020年7月13日閲覧。
  5. ^ a b 構造改革の一環とした住設システム分野からの撤退に伴う連結子会社の一部事業譲渡について、(株)永大産業と協議~システムキッチンなどの開発、生産の譲渡について検討~”. 株式会社ノーリツ (2020年1月29日). 2020年7月13日閲覧。
  6. ^ a b ノーリツ、永大産業に一部事業譲受 住設撤退で”. 日本経済新聞 (2020年3月23日). 2020年7月13日閲覧。

関連項目

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外部リンク

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