永姫 (徳川斉位正室)
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永姫(ながひめ、文政2年1月14日(1819年2月8日) - 明治8年(1875年)9月23日[1])は、江戸時代後期から明治前期の女性。御三卿・一橋家第5代当主・徳川斉位の正室。第11代将軍・徳川家斉の二十六女。12代将軍・徳川家慶の異母妹。諱は賢子。
生涯
[編集]文政2年(1819年)に第11代将軍・徳川家斉の二十六女として生まれた。母は側室のお以登の方。同母弟に福井藩主松平斉善、川越藩主松平斉省、明石藩主松平斉宣がいる。
天保6年(1835年)11月15日、御三卿・一橋家第5代当主・徳川斉位と婚姻する[2]。斉位の父である御三卿・田安家第3代当主徳川斉匡は永姫の父家斉の異母弟にあたるため、2人は従兄妹同士であった。
天保8年(1837年)5月7日に夫斉位が死去すると、落飾し、誠順院と号した。
明治8年(1875年)に57歳で死去した。
脚注
[編集]- ^ 『東京市史稿 皇城篇 第3』東京市、1912年、p.1483-1484。
- ^ 続群書類従完成会 1979, p. 25.