永津俊治
表示
永津 俊治(ながつ としはる 1930年10月20日 - )は、日本の生化学者。医学博士(名古屋大学)。東京工業大学名誉教授。元名古屋大学医学部長、名古屋大学名誉教授。藤田学園保健衛生大学名誉教授。愛知県出身。
カテコールアミン研究の世界的権威。また、パーキンソン病モデルラットの脳内で、ドーパミンを生成させる実験にも成功し、パーキンソン病等脳疾患の治療法開発に貢献した。
経歴
[編集](その後、アメリカ国立衛生研究所(NIH)、愛知学院大学、南カリフォルニア大学、米国ロッシュ分子生物学研究所で研究)
- 1976年 東京工業大学教授
- 1984年 名古屋大学教授
- 1989年 名古屋大学医学部長
- 1991年 藤田学園保健衛生大学総合医科学研究所教授
受賞等
[編集]- 1976年 中日文化賞(カテコールアミンの生化学的研究)[1]
- 1987年 ベルツ賞(チロシンモノオキシゲナーゼとパーキンソン病の分子機構)[2]
- 1992年 上原賞[3]
- 1993年 日本医師会医学賞
- 1995年 紫綬褒章
- 2001年 勲二等瑞宝章
脚注
[編集]- ^ “中日文化賞 受賞者一覧”. 中日新聞. 2022年5月20日閲覧。
- ^ “ベルツ賞 第21回~30回の受賞論文”. 日本ベーリンガーインゲルハイム. 2009年10月14日閲覧。
- ^ “上原賞”. 上原記念生命科学財団. 2007年8月20日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年5月20日閲覧。