永蔵寺 (白河市)
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歴史
[編集]1336年(建武3年)に開山された。創建経緯について、元弘の乱で流罪となった円観に結城宗広が帰依して、後に円観を開山とする寺を創建した説。もう一つは、後醍醐天皇が楠木正成に下賜した千手観音が結城宗広の手に渡り、この千手観音を本尊とし、円観を名義上の開山とする寺を創建した説がある。いずれの説にしても円観と結城宗広が創建に関わっている[1][2]。
当時、白河一帯で格式の高い寺であった[1]。
交通アクセス
[編集]- 白河駅より徒歩12分。
脚注
[編集]参考文献
[編集]- 福島県高等学校地理歴史・公民科(社会科)研究会 編『福島県の歴史散歩(歴史散歩7)』山川出版社、2007年