永野善子
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永野 善子(ながの よしこ、1950年11月17日[1]- )は、日本の国際関係論学者。神奈川大学教授。
人物情報 | |
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別名 | 加納 善子 |
生誕 |
1950年11月17日(73歳) 日本・東京都 |
国籍 | 日本 |
出身校 |
津田塾大学学芸学部 津田塾大学大学院国際関係学研究科 一橋大学大学院社会学研究科 |
学問 | |
研究分野 |
国際関係論 フィリピン経済史研究 |
研究機関 |
光陵女子短期大学 神奈川大学 |
学位 | 社会学博士(一橋大学) |
学会 |
国際フィリピン研究会議委員会 アメリカ・アジア学会 社会経済史学会 アジア政経学会 東南アジア学会 International Committee on Philippine Studies Conference |
主な受賞歴 | アジア経済研究所・発展途上国研究奨励賞 |
来歴
[編集]東京都生まれ。1973年津田塾大学学芸学部国際関係学科卒業。1981年一橋大学大学院社会学研究科博士課程満期退学。1988年「フィリピン経済史研究 糖業資本と地主制」(加納善子)で一橋大学社会学博士。
1982年光陵女子短期大学専任講師。1985年助教授、1990年 神奈川大学人間科学部助教授、教授[2]。専攻:国際関係論(アジア社会論)。夫は加納啓良。
著書
[編集]- 『フィリピン経済史研究 糖業資本と地主制』勁草書房 1986
- 『砂糖アシエンダと貧困 フィリピン・ネグロス島小史』勁草書房 1990
- 『歴史と英雄 フィリピン革命百年とポストコロニアル』御茶の水書房 神奈川大学評論ブックレット 2000
- 『フィリピン銀行史研究 植民地体制と金融』御茶の水書房 2003
- State and Finance in the Philippines, 1898-1941 : the Mismanagement of an American Colony.Ateneo de Manila University Press,[2015]
- 『日本/フィリピン歴史対話の試み グローバル化時代のなかで』御茶の水書房 2016
共編著
[編集]- 『フィリピンの環境とコミュニティ 砂糖生産と伐採の現場から』葉山アツコ,関良基共著 明石書店 2000
- 『アメリカの影のもとで 日本とフィリピン』藤原帰一共編著 法政大学出版局 2011
- 『植民地近代性の国際比較 アジア・アフリカ・ラテンアメリカの歴史経験』編著 御茶の水書房 神奈川大学人文学研究叢書 2013
翻訳
[編集]- レナト=コンスタンティーノ『フィリピン民衆の歴史 1 往事再訪 1』池端雪浦共訳 井村文化事業社 フィリピン双書 1978
- レイナルド・C.イレート,ビセンテ・L.ラファエル,フロロ・C.キブイェン『フィリピン歴史研究と植民地言説』編・監訳 めこん 2004
- レイナルド・C.イレート『キリスト受難詩と革命 1840~1910年のフィリピン民衆運動』清水展共監修 川田牧人,宮脇聡史, 高野邦夫訳 法政大学出版局 叢書・ウニベルシタス 2005