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江幡塁

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
江幡 塁
基本情報
本名 江幡 塁
通称 伝統の後継者
江幡ツインズ
ツインドラゴン
階級 バンタム級
スーパーバンタム級
身長 165cm
体重 56kg
リーチ 173cm
国籍 日本の旗 日本
誕生日 (1991-01-10) 1991年1月10日(33歳)
出身地 茨城県土浦市
家族 江幡睦 (兄)、橋本麗香(妻)
所属 伊原道場
スタイル キックボクシング
プロキックボクシング戦績
総試合数 51
勝ち 42
KO勝ち 22
敗け 6
引き分け 3
テンプレートを表示
YouTube
チャンネル
活動期間 2019年 -
ジャンル ブログ
登録者数 7070人
総再生回数 523,768 回
チャンネル登録者数・総再生回数は
2021年10月27日時点。
テンプレートを表示

江幡 塁(えばた るい、1991年1月10日 - )は、日本男性キックボクサー茨城県土浦市出身。伊原道場所属。現WKBA世界スーパーバンタム級王者。

一卵性双生児の兄・江幡睦もキックボクサーである。妻はモデルの橋本麗香

来歴

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9歳から格闘技を始め、17歳の時に兄弟揃って高校を退学し上京。新日本キックボクシング協会代表の伊原信一が立ち上げたキックボクシング道場「伊原道場」に入門[1]

2007年9月16日、新日本キックボクシング協会「TITANS NEOS II」で兄・と共にプロデビュー。

2008年3月2日、K-1トライアウト2008に出場し、兄・睦と共に合格を果たした[2]

2008年8月29日、K-1甲子園 KING OF UNDER 18 〜FINAL16〜のK-1 WORLD YOUTHスペシャルマッチで瀧谷渉太と対戦し、0-3の判定負けを喫した[3]

2010年12月18日、新日本キックボクシング協会「SOUL IN THE RING VIII」で行なわれた日本バンタム級王座次期挑戦者決定戦でベニー・ユキヒデと対戦し、左ハイキックでKO勝ちを収め王座挑戦権を獲得した[4]

2011年3月26日、新日本キックボクシング協会「MAGNUM-25」でエッガラート・KBAと対戦し、2Rに3度ダウンを奪いKO勝ちを収めた。本来はバンタム級王座に挑戦予定だったが王者の木暮智が怪我で欠場したため、江幡が暫定王者に認定された[5]

2011年5月15日、新日本キックボクシング協会「BRAVE HEARTS 16」で同級3位志朗と対戦し、3-0の判定勝ちを収めた[6]

2011年7月24日、新日本キックボクシング協会「MAGNUM 26」のバンタム級タイトルマッチで挑戦者の古岡大八と対戦し、2RTKO勝ちを収め王座初防衛を果たした[7]

2012年5月13日、新日本キックボクシング協会「BRAVE HEARTS 19」のバンタム級タイトルマッチで同級1位の挑戦者の志朗と再戦し、1-1の引き分け判定で2度目の王座防衛に成功した[8]

2013年9月16日、新日本キックボクシング協会「TITANS NEOS XIV」のラジャダムナンスタジアム認定スーパーバンタム級タイトルマッチで王者のスラチャイ・シースリヤンヨーティンに挑戦し、4RKO負けを喫し王座獲得に失敗した[9]

2016年5月29日、ラジャダムナン・スタジアムでセーンピチット・STDトランスポートと対戦し、5R判定負けを喫した。

2016年10月23日、新日本キックボクシング協会「MAGNUM 42」でセーンピチット・STDトランスポートと再戦し、TKO勝ちを収めリベンジに成功した。

2018年6月8日、KNOCK OUT SURVIVAL DAYSで小笠原瑛作と対戦し、3Rにカウンターの右ストレートでKO勝ちを収めた[10]

2019年8月18日、KING OF KNOCK OUTスーパーバンタム級初代王座決定1DAYトーナメントに出場。1回戦で大野貴志に判定勝利。決勝で小笠原瑛作に判定勝ちを収め、トーナメントを優勝すると共にKING OF KNOCK OUTスーパーバンタム級王座の獲得に成功した[11]

2019年12月31日、RIZIN.20那須川天心と56.0kg契約で対戦し、1Rに3度ダウンを奪われTKO負けを喫した。

2020年8月9日、RIZIN.22シュートボクシング日本スーパーバンタム級王者の植山征紀と56.0kg契約で対戦し、3Rにダウンを奪い3-0の判定勝ちを収めた[12]

2020年11月1日、RISE DEAD OR ALIVE 2020 OsakaのRISE DEAD OR ALIVE 2020 -55kgトーナメントに出場。1回戦で鈴木真彦と対戦し、判定負けを喫した。

2022年4月2日、RISE ELDORADO 2022で志朗と対戦し、2Rに右ハイキックでKO負け。この試合が最後の試合となった。

2024年8月16日、自身のInstagramで引退を発表。2023年2月に脳腫瘍が見つかり緊急手術していた。腫瘍は良性でその後の回復経過も順調だったため、そこから1年半ほど復帰戦に向けて練習をしていたが改めてドクターストップがかかったことで引退を発表[13]

2024年10月6日、TITANS NEOS 35で引退セレモニーが行われ、現役を引退した[14]

エピソード

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伊原道場にはアポなしで訪問し、頼み込んで入れてもらった。「高校を辞めて住むところもない僕たちを、伊原信一会長は寮に入れてくれました。田舎から来た僕たちに、礼儀作法から、チャンピオンたるものはこういうものだと伊原会長は教えてくれました。」と語っている[1]

俳優・三浦春馬とは小学生の時からの幼馴染で、中学時代には三浦は俳優で、江幡兄弟はキックボクシングでトップに、と夢を語り合っていた。2019年大晦日の「RIZIN.20」では入場時に三浦が江幡兄弟と3人で花道を歩き、試合ではセコンドにも就いた[15]。三浦の死去後には自身のインスタグラムにRIZIN舞台裏で三浦とがっちり手を握り合った時の写真をアップし、「今日最後の別れをしてきました。毎回、俺より緊張してる春馬の握ってくれた手がどれだけ心強かったか。今はただ悲しみと寂しさとでいっぱいです。ですが僕達には小さい頃3人で誓った夢がある。これからもそれは一緒。この握手は約束の握手。心の中で手を繋いで一緒にまた笑おう。」と投稿した[16]

2023年6月、10歳年上のモデル・橋本麗香と結婚したことを発表した(橋本は再婚)[17]

戦績

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プロキックボクシング

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キックボクシング 戦績
51 試合 (T)KO 判定 その他 引き分け 無効試合
42 22 20 0 3 0
6 4 2 0
勝敗 対戦相手 試合結果 大会名 開催年月日
× 志朗 2R 1:29 KO(右ハイキック) RISE ELDORADO 2022 2022年4月2日
× 鈴木真彦 1R 1:49 KO(右ストレート) RISE WORLD SERIES 2021 OSAKA.2 2021年11月14日
拳剛 1R 2:38 TKO(左フック) RISE ELDORADO 2021 2021年2月28日
× 鈴木真彦 3R終了 判定0-3 RISE DEAD OR ALIVE 2020 OSAKA
【RISE DEAD OR ALIVE 2020 -55kg準決勝】
2020年11月1日
植山征紀 3R終了 判定 3-0 RIZIN.22 - STARTING OVER - 2020年8月9日
× 那須川天心 1R 2:46 TKO(3ダウン:右フック) RIZIN.20 2019年12月31日
小笠原瑛作 3R終了 判定 3-0 K.O CLIMAX 2019
【KING OF KNOCK OUT 初代スーパーバンタム級王座決定1DAYトーナメント決勝】
2019年8月18日
大野貴志 3R終了 判定 2-0 K.O CLIMAX 2019
【KING OF KNOCK OUT 初代スーパーバンタム級王座決定1DAYトーナメント1回戦】
2019年8月18日
アナージャック・シットゲーオプラユーン 5R終了 判定 3-0 新日本キックボクシング協会「MAGNUM 49」 2019年3月3日
サームエー・ベットムアンタラート 3R 0:45 TKO(タオル投入:左ハイキック) 新日本キックボクシング協会「SOUL IN THE RING 16」 2018年12月9日
テープブリー・オー.デットポン 2R 2:00 TKO(ヒザ蹴り) 新日本キックボクシング協会「MAGNUM 48」 2018年10月21日
小笠原瑛作 3R 1:34 KO(右ストレート) KNOCK OUT SURVIVAL DAYS 2018年6月8日
ユン・ドクジェ 5R終了 判定 3-0 新日本キックボクシング協会「TITANS NEOS 23」 2018年4月15日
宮元啓介 5R終了 判定 2-0 KNOCK OUT 2017 in 両国 2017年12月10日
ヨードヤーンガーム・デットラット 2R 0:56 TKO(レフェリーストップ:左ロー) 新日本キックボクシング協会「MAGNUM 44」 2017年7月2日
セーンピチット・STDトランスポート 4R 0:51 TKO(レフェリーストップ:左ロー) 新日本キックボクシング協会「MAGNUM 42」 2016年10月23日
ペットクラビー・ペットプームムエタイ 3R 1:53 TKO(タオル投入:左ロー) 新日本キックボクシング協会「MAGNUM 41」 2016年7月3日
× セーンピチット・STDトランスポート 5R終了 判定 ラジャダムナン・スタジアム「スック・チュージャルーンムエタイ」 2016年5月29日
グライペット・ポータワッチャイ 5R終了 判定 2-0 新日本キックボクシング協会「MAGNUM 40」 2016年3月13日
プラーププラーム・バーンボー・ウィッタヤーコム 2R 2:33 KO(左右ボディブロー連打) 新日本キックボクシング協会「MAGNUM 39」 2015年10月25日
コッチャサーン・ドラゴンムエタイ 5R 2:13 KO(右アッパー) 新日本キックボクシング協会「MAGNUM 38」 2015年7月12日
ペッナムヌン・ソー.パンヨーキット 4R 2:23 TKO
(レフェリーストップ:右アッパー)
新日本キックボクシング協会「TITANS NEOS 17」
【WKBA世界スーパーバンタム級タイトルマッチ】
2015年4月19日
ホントーンレック・チョー・フォープリアンシー 5R終了 判定 3-0 新日本キックボクシング協会「MAGNUM 36」 2014年10月26日
ナムペット・ソータムティップ 5R終了 判定 3-0 新日本キックボクシング協会「MAGNUM 35」 2014年7月20日
ブンラーイ・シットナーイガジョン 2R終了時 KO(左ボディブロー) 新日本キックボクシング協会「MAGNUM 34」
【WKBA世界スーパーバンタム級タイトルマッチ】
2014年3月9日
× スラチャイ・シースリヤンヨーティン 4R 2:12 KO(左ヒザ蹴り) 新日本キックボクシング協会「TITANS NEOS XIV」
【ラジャダムナンスタジアム認定スーパーバンタム級タイトルマッチ 】
2013年9月16日
フォンペート・チューワッタナ 3R 2:38 KO(右ストレート) 新日本キックボクシング協会「MAGNUM 32」 2013年7月21日
デンイサーン・ソー.スィーストー 1R 0:45 KO(左肘、左ローキック) 新日本キックボクシング協会「TITANS NEOS 13」 2013年4月21日
ロンナチャイ・ソー.ソンミー 3R終了 判定 3-0 新日本キックボクシング協会「SOUL IN THE RING IX」 2012年12月9日
ワッタナ・シットゲーオバンティット 2R 1:16 KO(右ボディーストレート) 新日本キックボクシング協会「MAGNUM 30」 2012年10月14日
志朗 5R終了 判定 1-1 新日本キックボクシング協会「BRAVE HEARTS 19」
【日本バンタム級タイトルマッチ】
2012年5月13日
ペッダム・チューワッタナ 4R 0:50 KO(右ストレート) 新日本キックボクシング協会「MAGNUM 28」 2012年3月11日
キム・サン・ジェ 3R終了 判定 3-0 新日本キックボクシング協会「BRAVE HEARTS 18」 2012年1月15日
クワントーン・ルークペットノーイ 3R終了 判定 2-0 新日本キックボクシング協会「MAGNUM 27」 2011年10月2日
古岡大八 2R 0:47 TKO
(ドクターストップ:左肘によるカット)
新日本キックボクシング協会「MAGNUM 26」
【日本バンタム級タイトルマッチ】
2011年7月24日
志朗 3R終了 判定3-0 新日本キックボクシング協会「BRAVE HEARTS 16」 2011年5月15日
エッガラート・KBA 2R 2:31 KO(3ダウン) 新日本キックボクシング協会「MAGNUM 25」
【日本バンタム級暫定タイトルマッチ】
2011年3月26日
ベニー・ユキヒデ 2R 1:09 KO(左ハイキック) 新日本キックボクシング協会「SOUL IN THE RING VIII」
【日本バンタム級王座次期挑戦者決定戦】
2010年12月18日
ターヤレク・シットパンジャポン 1R 2:30 KO(左ストレート) ラジャダムナン・スタジアム 2010年11月14日
ナロンチャイ・ドラゴンテイルジム 2R 1:12 KO(左ローキック) 新日本キックボクシング協会「TITANS NEOS VIII」 2010年9月11日
ベニー・ユキヒデ 3R終了 判定1-1 新日本キックボクシング協会「KNOCK OUT 3」 2010年5月30日
DAISUKE 2R 3:01 TKO(ドクターストップ) 新日本キックボクシング協会「TITANS NEOS VII」 2010年4月18日
阿部泰彦 3R終了 判定3-0 新日本キックボクシング協会「SOUL IN THE RING VII」 2009年12月13日
朋史 3R終了 判定3-0 新日本キックボクシング協会「TITANS NEOS 6」 2009年9月20日
やす吉 2R終了 判定2-0 新日本キックボクシング協会「KNOCK OUT 2」 2009年5月3日
葉山翔平 2R終了 判定3-0 新日本キックボクシング協会「TITANS NEOS V」 2009年3月29日
やす吉 2R終了 判定2-0 新日本キックボクシング協会「BRAVE HEARTS 10」 2009年1月18日
飯塚頌悟 2R終了 判定3-0 新日本キックボクシング協会「MAGNUM 17」 2008年7月13日
やす吉 1R 負傷判定
(レフェリーストップ:バッティングによる出血)
新日本キックボクシング協会「BRAVE HEARTS 7」 2008年1月20日
加納平栄太 2R終了 判定3-0 新日本キックボクシング協会「TITANS NEOS II」 2007年9月16日

アマチュアキックボクシング

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勝敗 対戦相手 試合結果 大会名 開催年月日
× 瀧谷渉太 3R終了 判定0-3 K-1甲子園 KING OF UNDER 18 〜FINAL16〜
【K-1 WORLD YOUTHスペシャルマッチ】
2008年8月29日

獲得タイトル

[編集]

脚注

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  1. ^ a b 「那須川天心くんを倒すのは僕しかいない」兄そして同級生の三浦春馬と夢追いかける…江幡塁選手とは
  2. ^ 【K-1トライアウト】驚愕の10代ファイターが続々登場!「恐ろしくレベルが高い」(谷川EP) 格闘技ウェブマガジンGBR 2008年3月2日
  3. ^ 【K-1甲子園】最強の高校生を決める戦い。HIROYAが快勝も、藤鬥嘩裟は判定負け 格闘技ウェブマガジンGBR 2008年8月29日
  4. ^ 【新日本キック】松本哉朗、緑川創ともにKO勝ち!江幡塁はKOで王座挑戦権獲得 格闘技ウェブマガジンGBR 2010年12月18日
  5. ^ 【新日本キック】石井宏樹が復活のKO勝利、江幡塁もタイ人をKO、HIROYAは判定勝ち 格闘技ウェブマガジンGBR 2011年3月26日
  6. ^ 【新日本キック】石井宏樹、復帰2戦目は5R判定勝利!若き無敗対決を制したのは江幡塁 格闘技ウェブマガジンGBR 2011年5月15日
  7. ^ 【新日本キック】石井宏樹、KO勝利で10月に大一番が決定!緑川創、江幡兄弟が王座防衛 格闘技ウェブマガジンGBR 2011年7月24日
  8. ^ 【新日本キック】蘇我英樹、元ルンピニー王者へのリベンジ失敗…江幡塁はドロー防衛GBR 2012年5月13日
  9. ^ 【新日本キック】ムエタイ強し、江幡兄弟の歴史的快挙ならずイーファイト 2013年9月16日
  10. ^ 【KNOCK OUT】江幡塁が小笠原瑛作に逆転KO勝ち、白熱の攻防に - イーファイト - 2018/6/8
  11. ^ 【KNOCK OUT】トーナメント決勝は江幡塁が小笠原瑛作を返り討ちで初代王者に、日菜太はジョムトーンに一歩及ばず、ぱんちゃん璃奈がKO勝ちは逃すも無傷の4連勝ゴング格闘技 2019年8月18日
  12. ^ 【RIZIN】江幡塁、ダウン奪取で植山征紀を降す「もっと格闘家として輝けるよう頑張る」 efight 2020年8月9日
  13. ^ 江幡塁 Instagram”. www.instagram.com. 2024年10月7日閲覧。
  14. ^ “キック3冠”江幡塁が引退、脳腫瘍からの復帰ならず「後悔していることがあった」”. eFight【イーファイト】 (2024年10月6日). 2024年10月7日閲覧。
  15. ^ WKBA世界スーパーバンタム王者の江幡塁引退式 師匠とミット打ち、親友三浦春馬さん振り返る
  16. ^ 江幡睦と塁が親友・三浦春馬を追悼、10年前にも共にリングイン
  17. ^ モデル・橋本麗香、キックボクサー・江幡塁選手と結婚 第2子出産も発表

関連項目

[編集]

外部リンク

[編集]
空位
前タイトル保持者
木暮智
第9代日本バンタム級王者

2011年3月26日 - 返上

空位
次タイトル獲得者
瀧澤博人
前王者
王座新設
初代WKBA世界スーパーバンタム級王者

2014年3月9日 - 現在

次王者
N/A