江頭光
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江頭 光(えがしら こう、1925年11月26日 - 2009年11月28日[1])は、日本の新聞記者、著作者。
略歴
[編集]学徒出陣後、1948年國學院大學国文学科卒。同年西日本新聞入社。社会部次長、福岡市都市圏部長、文化部長などを歴任。1993年第18回福岡市文化賞(地域史部門)受賞。1982年~1998年福岡市社会教育委員長[2]。 地元の行事を温かく的確に報道し「博多記者」と称された。博多の行事を「国学の視点」でとらえ直したからこそ、著作は今も新鮮だ、と評された[3]。 博多に関する著書を現役記者時代から退職後まで多数刊行。没後においても2011年に「博多ことば」が海鳥社から新装再刊された。
主な著作
[編集]『がめに 博多歳時記』 | 西日本新聞社出版部 | 1972年 |
『新がめ煮、博多歳時記』 | 西日本新聞社出版部 | 1973年 |
『博多人情ことわざ百科』 | 西日本新聞社出版部 | 1975年 |
『博多おやまあ、新聞100年』 | 西日本新聞社出版部 | 1977年 |
『博多に生きる、平五郎一代』 | 西日本新聞社出版部 | 1977年 |
「博多人形のしおり」 | 増屋 | 1978年 |
『ふてえがってえ、福岡意外史』 | 西日本新聞社出版部 | 1980年 |
『私たちの町の民話とわらべ唄』 | 日本電信電話公社 | 1982年 |
『福岡県の工芸、伝統と現代』 編集 | 平凡社 | 1984年 |
『博多がめ煮、面白絵本』 え・西島伊三雄 | プランニング秀巧社 | 1984年 |
『ふくおかの人物 広田弘毅・川上音二郎』北川晃二と共著 | 光文館 | 1987年 |
『雲峰閑話、進藤一馬聞書』 | 西日本新聞社出版部 | 1987年 |
『社頭春秋 田村克喜聞書』 | 西日本新聞社出版部 | 1988年 |
『福岡100年』 | ぐるーぷ・ぱあめ | 1989年 |
『天神の旗、都心界四十年の歩み』 | 都心界編集委員会 | 1989年 |
『博多の絵日記』 え・西島伊三雄 | プランニング秀巧社 | 1995年 |
『博多川上音二郎』 | 西日本新聞社出版部 | 1996年 |
『博多ことわざ散歩』 | 葦書房 | 1997年 |
『博多ことば』 | 葦書房 | 1998年 |
『知っとうね博多・福岡歴史まんが』 監修 | 拡大本の会 | 2000年 |
『博多ことば』 新装刊 | 海鳥社 | 2011年 |
脚注
[編集] 1.^ 朝日新聞 2009年11月30日西部版訃報欄
2.^ 江頭 光 『博多ことば』著者略歴 海鳥社 2011年 194頁
3.^ 西日本新聞 2009年12月5日都市圏版