池上永一
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池上 永一 (いけがみ えいいち) | |
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誕生 |
又吉 真也 1970年5月24日(54歳) 沖縄県那覇市 |
職業 | 小説家 |
活動期間 | 1994年 - |
主題 | 小説 |
主な受賞歴 |
日本ファンタジーノベル大賞(1994年) 山田風太郎賞(2017年) |
デビュー作 | 『バガージマヌパナス』(1994年) |
池上 永一(いけがみ えいいち、1970年5月24日 - )は、日本の小説家。沖縄県出身[1]。本名は又吉真也。
来歴
[編集]那覇市に生まれ[1]、3歳より中学卒業まで石垣島で育つ[1]。
沖縄県立開邦高等学校卒業、早稲田大学人間科学部人間健康科学科中退。
1994年、早稲田大学在学中に『バガージマヌパナス』で第6回日本ファンタジーノベル大賞を受賞し活動開始[2]。
1998年、『風車祭(カジマヤー)』が第118回直木三十五賞候補となる[1]。
『レキオス』『シャングリ・ラ』のようなSFファンタジーも執筆する。
著作
[編集]小説
[編集]- バガージマヌパナス(1994年12月 新潮社)
- 風車祭(カジマヤー)(1997年11月 文藝春秋 / 2001年8月 文春文庫 / 2009年10月 角川文庫【上・下】)
- 復活、へび女(1999年9月 実業之日本社)
- 【改題】あたしのマブイ見ませんでしたか(2002年4月 角川文庫)
- レキオス(2000年5月 文藝春秋 / 2006年1月 角川文庫) - 早川書房『SFが読みたい!』2001年版国内2位、第21回日本SF大賞候補
- 夏化粧(2002年10月 文藝春秋 / 2006年6月 文春文庫 / 2010年5月 角川文庫)
- ぼくのキャノン(2003年12月 文藝春秋 / 2006年12月 文春文庫 / 2010年3月 角川文庫)
- シャングリ・ラ(2005年9月 角川書店 / 2008年10月 角川文庫【上・下】) - 早川書房『SFが読みたい!』2006年国内3位、第27回日本SF大賞候補
- テンペスト(2008年8月 角川書店【上 若夏の巻・下 花風の巻】 / 2010年8月 - 12月 角川文庫【1 春雷・2 夏雲・3 秋雨・4 冬虹】)
- トロイメライ(2010年8月 角川書店 / 2013年10月 角川文庫)
- 統ばる島(2011年3月 ポプラ社 / 2015年5月 角川文庫)
- トロイメライ 唄う都は雨のち晴れ(2011年5月 角川書店 / 2015年11月 角川文庫)
- 黙示録(2013年9月 角川書店 / 2017年5月 角川文庫【上・下】)
- ヒストリア(2017年8月 KADOKAWA / 2020年8月 角川文庫【上・下】)
- 海神の島(2020年9月 中央公論新社 / 2023年6月 中公文庫)
エッセイ
[編集]アンソロジー
[編集]- 運命の恋 恋愛小説傑作アンソロジー(2019年6月 角川文庫)「宗教新聞」
作品のメディアミックス
[編集]- 漫画化
- バガージマヌパナス わたしの島の物語(栗原まもる作画、『ザ・デザート』〈講談社〉連載、全1巻)
- 風車祭(栗原まもる作画、『One more Kiss』〈講談社〉連載、全5巻)
- レキオス(前嶋重機作画、『ヤングガンガン』〈スクウェア・エニックス〉連載)
- シャングリ・ラ(烏丸匡作画、『増刊エースAアサルト』『月刊少年エース』〈角川書店〉連載、全4巻)
- アニメ化
- シャングリ・ラ(2009年)
- 舞台・テレビドラマ化
脚注
[編集]
- ^ a b c d “作家の読書道: 第51回 池上永一さん”. 本の雑誌 (2006年1月27日). 2020年11月8日閲覧。
- ^ “第6回 日本ファンタジーノベル大賞”. 新潮社. 2020年11月8日閲覧。
- ^ “第八回 山田風太郎賞が決定”. 山田風太郎賞. KADOKAWA (2017年10月23日). 2020年11月8日閲覧。
- ^ “BS時代劇「テンペスト」”. NHK. 2018年4月27日閲覧。