池島重信
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池島 重信(いけじま しげのぶ、1904年(明治37年)1月2日 - 1991年(平成3年)8月18日)は、日本の哲学者、文芸評論家。専門はドイツ哲学。法政大学名誉教授。
略歴
[編集]1904年(明治37年)1月2日に茨城県水戸市に生まれる。1929年(昭和4年)に法政大学法文学部哲学科を卒業する。
法政大学助手を経て講師になるが、1935年(昭和10年)の法政騒動で野上豊一郎たちと共に辞職、日本放送協会教養部に勤務し、教養部副部長に就任する。
戦後、1946年(昭和21年)に法政大学に復職し、文学部助教授に就任、教授・文学部長などを歴任する。
1991年(平成3年)8月18日に死去、87歳。
著書
[編集]- 『知性の敗北』(三笠書房、1936)
- 『情熱の論理』(三笠書房、1940)
- 『戰爭と思想』(萬里閣、1940)
- 『人間』(白揚社、1943 )
- 『ドストエフスキーの哲学』(塙書房、1948)
- 『法政生活』(現代思潮社、1953)
- 『倫理学』(法政大学出版局、1967)
共編著
[編集]訳書
[編集]- 『解釈学の成立』 ウィリアム・ディルタイ (岩波書店、1933)
- 『現代の課題-評論集』 ホセ・オルテガ(刀江書院、1937。法政大学出版会、1968)
- 『現代文化学序説』ホセ・オルテガ(三笠書房、1938)
- 『精神の形成-知性と社会革新の関係』J.H.ロビンソン(自在書房、1948)
- 『世界危機に於ける人間科学』ラルフ・リントン(編)(実業之日本社、1952)
参考文献
[編集]- 『現代物故者事典1991~1993』(日外アソシエーツ、1994)