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池田修

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

池田 修(いけだ おさむ、1948年1月5日 - )は、日本の元裁判官国家公務員倫理審査会会長。兵庫県出身。

人物

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小泉内閣の下で司法制度改革推進本部裁判員制度・刑事検討会委員として2009年から実施予定の裁判員制度成立に尽力した。

違法な捜査の有無を巡る係争では、被告側と検察側の主張が対立し、法廷での応答だけでは判断が難しいので、裁判員にも判断しやすい取り調べ状況を客観的に判断できる方策を導入するよう提言している[1]

経歴

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主な担当事件

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  • 有印私文書偽造・詐欺事件[3]
刑事訴訟法321条3項、4項の証拠とすることができる書面について、真正に作成したと立証されたものと扱える場合を示した。
2006年11月16日に1審判決を軽すぎると棄却し、長男に無期懲役を言い渡した。
2007年5月31日に被告の控訴棄却し、死刑判決。
1審の無罪判決を破棄し有罪判決。2009年に最高裁で確定。
  • 安田好弘の控訴審(転補につき途中で交代)

著作

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  • 『条解刑法(第3版)』(弘文堂、2013年)…編集代表前田雅英、松本時夫、渡邉一弘、大谷直人・河村博との共編
  • 『解説裁判員法 立法の経緯と課題』(弘文堂、2005年)
  • 『刑事訴訟法講義(第7版)』(東京大学出版会、2022年)…前田雅英と共著

脚注

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出典

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  1. ^ 読売新聞2003年4月26日朝刊・38面『「調書主義」脱却へ 検察庁が方針転換 証人尋問が中心に』
  2. ^ 『官報』号外第99号、令和3年4月30日
  3. ^ 東京高判平成18年6月13日