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池田功

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

池田 功(いけだ いさお、1957年 - )は、日本近代文学研究者。専門は石川啄木研究。学位は、文学博士明治大学論文博士・2006年)(学位論文「石川啄木 国際性への視座」)。明治大学政治経済学部明治大学大学院教養デザイン研究科教授。

略歴

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新潟県上越市吉川区生まれ[1]1981年明治大学文学部文学科卒。1991年同大学院文学研究科博士後期課程単位取得退学。1988-1990年韓国東国大学校招聘特別専任講師。1992年明治大学政治経済学部専任講師、1995年助教授、2001年教授。2003-2005年ドイツフライブルク大学及びボン大学日本文化研究所客員研究員

2006年「石川啄木 国際性への視座」で明治大学より文学博士の学位を取得[2]。2010年明治大学大学院教養デザイン研究科教授。事務局長、副会長を経て2015年4月より第7代目の国際啄木学会会長。2018年8月~9月国際交流基金の派遣によりインドデリー大学大学院客員教授。

日本現代詩人会会員、「詩と思想」(土曜美術社出版販売)編集参与、「りとむ」短歌会所属


単著

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  • 『若き日本文学研究者の韓国』武蔵野書房、1992
  • 『石川啄木 国際性への視座』おうふう、2006
  • 『こころの病の文化史』おうふう、2006
  • 『石川啄木 その散文と思想』世界思想社、明治大学人文科学研究所叢書、2008
  • 『新版 こころの病の文化史』おうふう、2008
  • 『啄木日記を読む』新日本出版社、2011
  • 『啄木 新しき明日の考察』新日本出版社、2012
  • 『石川啄木入門』桜出版、2014
  • 『啄木の手紙を読む』新日本出版社、2016

<詩歌集> ・詩集『我が一九八八年ー韓国・慶州にてー』韓国・聖学社、1989 ・詩集『新しき明日へ』土曜美術社出版販売、2023 ・第一歌集『ゲルマンの道』角川書店、2023(りとむコレクション131)

編著

『世界は啄木短歌をどう受容したか』桜出版、2019

共編著 

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  • 『明治の職業往来 名作に描かれた明治人の生活』上田博共編、世界思想社、2007
  • 『小説の中の先生』上田博、前芝憲一共編、おうふう、2008
  • 『「職業」の発見 転職の時代のために』上田博共編、世界思想社、2009
  • 木下杢太郎の世界へ』上田博、木内英実、古澤夕起子共編、おうふう、2012

参考文献

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脚注

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  1. ^ 教育方針 - 新潟県立吉川高等特別支援学校”. www.yoshikawa-tk.nein.ed.jp. 2021年1月27日閲覧。
  2. ^ 国立国会図書館. “博士論文『石川啄木 : 国際性への視座』”. 2023年4月7日閲覧。