大阪狭山市駅
大阪狭山市駅* | |
---|---|
駅舎(難波方面) | |
おおさかさやまし ŌSAKASAYAMASHI | |
◄NK64 狭山 (1.6 km) (1.1 km) 金剛 NK66► | |
所在地 | 大阪府大阪狭山市狭山四丁目2340番地1 |
駅番号 | NK 65 |
所属事業者 | 南海電気鉄道 |
所属路線 | ■高野線 |
キロ程 |
21.8 km(汐見橋起点) 難波から21.1 km |
電報略号 | サマシ |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 2面2線 |
乗降人員 -統計年次- |
9,494人/日 -2019年- |
開業年月日 | 1917年(大正6年)7月5日 |
備考 | 無人駅 |
大阪狭山市駅(おおさかさやましえき)は、大阪府大阪狭山市にある、南海電気鉄道高野線の駅。駅番号はNK65。
歴史
[編集]大阪高野鉄道河内半田駅(かわちはんだえき)として開業し、後に南海が経営する遊園地、さやま遊園の最寄り駅として、狭山遊園前駅(さやまゆうえんまええき)に改称した。しかし、2000年4月1日同遊園地が閉園、同年12月の高野線ダイヤ改正時に現在の駅名となった。駅名は一般公募による。
現在でも駅構内には上部が半円形の駅名標があるなど、かつての遊園地の最寄駅としての名残が見られる。
年表
[編集]- 1917年(大正6年)7月5日:大阪高野鉄道の狭山駅 - 滝谷駅間に河内半田駅として新設。
- 1922年(大正11年)9月6日:会社合併により南海鉄道の駅となる。
- 1944年(昭和19年)6月1日:会社合併により近畿日本鉄道の駅となる。
- 1947年(昭和22年)6月1日:路線譲渡により南海電気鉄道の駅となる。
- 1950年(昭和25年)4月1日:狭山遊園前駅に改称。
- 2000年(平成12年)12月23日:大阪狭山市駅に改称。
- 2012年(平成24年)
駅構造
[編集]相対式2面2線のホームを持つ地上駅である。有効長は8両。改札は各ホームの高野山寄りに独立して設置され、入場後のホーム同士の移動はできない。各ホームには車椅子対応のスロープもある。
駅務室は難波方面ホーム側にあるが、現在は無人駅のため閉鎖されている[3]。待合室は難波方面ホーム後方にある。売店が難波方面ホームにあったが、廃止され現在は自動販売機コーナーになっている。
のりば
[編集]のりば | 路線 | 方向 | 行先[4] |
---|---|---|---|
1 | 高野線 | 下り | 高野山方面 |
2 | 上り | なんば方面 |
-
駅舎(高野山方面)
-
改札口(難波方面)
-
プラットホーム
利用状況
[編集]2019年(令和元年)次の1日平均乗降人員は9,494人で、南海の駅全100駅中31位である[5]。
各年次の1日平均乗降・乗車人員数の推移は下表の通り。
年次 | 1日平均 乗降人員 |
1日平均 乗車人員 |
順位 | 出典 |
---|---|---|---|---|
1990年(平成 | 2年)9,990 | 5,272 | - | [6] |
1991年(平成 | 3年)10,315 | 5,435 | - | [7] |
1992年(平成 | 4年)10,147 | 5,331 | - | [8] |
1993年(平成 | 5年)9,891 | 5,162 | - | [9] |
1994年(平成 | 6年)9,857 | 5,131 | - | [10] |
1995年(平成 | 7年)9,903 | 5,161 | - | [11] |
1996年(平成 | 8年)9,807 | 5,067 | - | [12] |
1997年(平成 | 9年)9,425 | 4,842 | - | [13] |
1998年(平成10年) | 9,300 | 4,817 | - | [14] |
1999年(平成11年) | 8,909 | 4,693 | - | [15] |
2000年(平成12年) | 8,589 | 4,491 | - | [16] |
2001年(平成13年) | 8,386 | 4,366 | - | [17] |
2002年(平成14年) | 8,448 | 4,397 | - | [18] |
2003年(平成15年) | 8,569 | 4,444 | - | [19] |
2004年(平成16年) | 8,607 | 4,495 | - | [20] |
2005年(平成17年) | 8,776 | 4,598 | 33位 | [21] |
2006年(平成18年) | 8,908 | 4,648 | - | [22] |
2007年(平成19年) | 9,025 | 4,716 | - | [23] |
2008年(平成20年) | 8,976 | 4,693 | - | [24] |
2009年(平成21年) | 8,745 | 4,587 | - | [25] |
2010年(平成22年) | 8,766 | 4,548 | - | [26] |
2011年(平成23年) | 8,934 | 4,627 | 31位 | [27] |
2012年(平成24年) | 8,919 | 4,597 | - | [28] |
2013年(平成25年) | 9,043 | 4,641 | 30位 | [29] |
2014年(平成26年) | 9,017 | 4,601 | 30位 | [30] |
2015年(平成27年) | 9,204 | 4,714 | 30位 | [31] |
2016年(平成28年) | 9,245 | 4,731 | 31位 | [32] |
2017年(平成29年) | 9,317 | 4,759 | 31位 | [33] |
2018年(平成30年) | 9,430 | 4,842 | 31位 | [34] |
2019年(令和元年) | 9,494 | 4,910 | 31位 | [35] |
駅周辺
[編集]駅周辺は閑静な住宅街。駅周辺には東・西側それぞれに小さな商店街がある。
駅西側から狭山池北東畔にかけて「狭山新宿」「並松」と通称される旧市街が広がっており、このあたりは狭山池の樋役人の居住区と商人・職人の居住区だったところである。また、東除川の両側に狭山藩の陣屋が設置され、狭山陣屋は東除川以北が上屋敷、以南が下屋敷となっていた。下屋敷跡地はさやま遊園として利用されていたが2000年に閉園。現在は高層マンションなどが建っている。
大阪狭山市立狭山中学校・東小学校が近接しており、ホーム内には、両校の生徒・児童の手作りポスターが貼られ、2番線前方からは、狭山中学校のグラウンドが見える。
駅東側は富田林市にある金剛団地に近く、同団地からの利用客も多い。
- 大阪狭山市役所
- 堺市消防局大阪狭山消防署
- 狭山半田郵便局
- 大阪狭山市文化会館 (SAYAKAホール)
- 狭山陣屋跡
- 狭山池 - 日本最古の灌漑用ため池で、現在は治水ダムとして改良されている。かつては競艇場もあった。
- 大阪府立狭山池博物館
- 大阪狭山市立郷土資料館
- 藍野大学短期大学部大阪富田林キャンパス
- 紀陽銀行 狭山支店
- 関西みらい銀行 大阪狭山支店
- 青葉丘病院
- サンプラザ パスト狭山店
隣の駅
[編集]脚注
[編集]- ^ “南海 駅ナンバリング 導入”. 鉄道コム (2012年2月27日). 2023年2月13日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年2月13日閲覧。
- ^ “南海電鉄全駅に「駅ナンバリング」を導入します”. 南海電鉄. 2021年10月28日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年2月13日閲覧。
- ^ 但し、毎年8月1日はPL花火芸術の見物客が多数押し寄せるため、当日の夕方以降は改札口やホーム上に多数の駅員が配置される。
- ^ “大阪狭山市駅 立体構内図”. 南海電気鉄道. 2023年6月11日閲覧。
- ^ ハンドブック南海2020 鉄道事業 (PDF) - 南海電鉄
- ^ 大阪府統計年鑑(平成3年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成4年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成5年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成6年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成7年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成8年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成9年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成10年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成11年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成12年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成13年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成14年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成15年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成16年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成17年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成18年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成19年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成20年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成21年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成22年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成23年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成24年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成25年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成26年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成27年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成28年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成29年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成30年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(令和元年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(令和2年) (PDF)
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 大阪狭山市駅 - 南海電気鉄道